頭痛の素朴な疑問シリーズ②

こんにちは!頭痛治療家片柳亮輔です。

 

昨日に引き続き、患者様からいただいた質問をご紹介致します。

 

本日は「冷やしたり、温めたりすることは頭痛に効くの?」です。

 

まず結論から申し上げると、

「頭痛の種類によって効果がある場合もあります。」

 

詳しくお話しすると、熱いお風呂に入った場合に楽になるのが緊張型頭痛、痛みがひどくなるのが片頭痛といわれ、これは片頭痛か緊張型頭痛かを判断する目安になります。

片頭痛の発作は、体が急に温まって脳の血管が拡がったとき(冬に熱いシャワーを浴びたとき、夏に冷房の効いた部屋から急に暑い屋外に出るとき、プールからの帰り道など)に起こる場合があります。片頭痛の発作では、耳の穴から1センチほど上にある動脈の部分を冷やすと軽減できることがあります。

夏の日差しが強い日は、麦わら帽子や日傘などを使用して直射日光を遮るとよいでしょう。

また、緊張型頭痛の発作は、冷えて血管や筋肉が縮んだとき、(例えば冬場に寒い外気に長時間さらされたときなど)によく起こります。冬の寒い日は、耳のあたりまで覆う毛糸の帽子などをかぶって外出したり、夏の冷房の効いた部屋では首回りを冷やさないようにストールを巻いたりするとよいでしょう。
ただ、これらには個人差がありますので、必ずしも効果があるとは限りませんので、少しでも頭痛で不安がある方は、頭痛外来・頭痛専門やなぎ整体院へご連絡くださいませ。