コーヒーと偏頭痛

こんにちは。頭痛治療家 片柳亮輔です。

今日はみんな大好きコーヒーで偏頭痛緩和についてご紹介します。

 

なぜコーヒーを飲むことで

偏頭痛が緩和されることがあるのでしょうか?

 

そもそも偏頭痛とは血管の拡張により周りの神経を刺激して痛みが出ることが原因。

三叉神経やセロトニンのバランスが崩れるなどで血管が広がるのでは?とされています。

 

そんな時に有効なのがコーヒー。

 

コーヒーに含まれるカフェインは

血管を収縮させる作用があるので症状が緩和してくれる効果があります。コーヒーが良いというよりカフェインが入ってるのがポイント。

 

 

ただ誰にでも、いつ飲んでもコーヒーが偏頭痛に効くというわけではありませんでした。

 

まず私に起きた症状が胸焼けですね。

カフェインは胃酸を増やすので飲み過ぎると胃痛や胸焼けになるんです。

 

特に空腹時で胃が空っぽの時は要注意。コーヒーを飲むときもミルクや豆乳を入れて胃酸過多の状態を作らない工夫が必要です。

(砂糖は無糖でも微糖でも構いません)

 

次は時間帯。当たり前ですが夜にコーヒーを飲むと寝づらくなります。

夕方以降の片頭痛には安易にコーヒーを飲むのは控えましょう。

 

これは女性に多いと思いますが貧血気味な人もコーヒーの飲み過ぎに注意。鉄分の吸収を妨げるので貧血が悪化する可能性もあります。

 

あと女性の問題というと妊娠や出産ですね。

妊娠中のカフェインはもちろん良くないし出産後も授乳中は控えた方がいいようです。

これ以外にも他の薬を飲んでいたり偏頭痛で嗅覚が敏感になって

コーヒーの香りがダメな人もムリして飲むと気持ち悪くなるでしょう。

 

決してコーヒーが偏頭痛に万能なわけではなく飲んではいけない人もいるので自分は大丈夫か確かめてから飲んだ方が良いですよ。

 

 

あとコーヒーが効果がないどころかコーヒーが原因で頭痛になるケースもあります。

それが日常的にコーヒーを飲み過ぎてる場合。

飲まないと落ち着かない中毒の人は少し飲まない期間を作ると

頭痛に襲われることがあります。

(カフェイン離脱頭痛と言われています)

 

それに偏頭痛の痛みを抑えたくてコーヒーをがぶ飲みするのもNG

収縮した血管が元に戻る反動で今度は拡張し、これも偏頭痛のキッカケになることがあります。

 

コーヒーで症状は改善されることが多いですが

飲んではいけない人は飲む量を気にする必要がある。

それが実際に飲んでみた私の感想ですね。

(胃弱の人は気をつけて飲みましょうね。)

 

 

あとはコーヒーは飲み方!

 

まず量についてですが、普段からコーヒーを飲んでる場合は

多くても14杯を上限にしてください。

偏頭痛対策でのみ飲む場合は量は気にしなくても構いません。

偏頭痛が起きた時だけコーヒーを入れチビチビと少しずつ飲むだけでOKです。

 

というようにコーヒーを飲むことで、偏頭痛の対処にはなりますので実践してみてください。

 

それでも全く治らない。本格的に治療したいという患者様は

 一度品川の頭痛専門やなぎ整体院までお問い合わせくださいませ。

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小さい時は雪印のコーヒーを飲むのが

楽しみだった頭痛治療家 片柳亮輔