頭痛とファスティング

みなさんこんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

本日も患者さんからいただいたご質問、

「ファスティングと頭痛の関係性について」をご紹介いたします。

 

まず「ファスティング」という言葉を聞いたことがありますか?

ファスティングとは、日本語で「断食」や「絶食」という意味の言葉です。

 

 世の中で言われているファスティングとはつまり、固形物の食事を抜いて胃腸を休めることで様々な健康効果が得られるとされる健康法のことなのです。

多くの人がダイエットや体質改善、また美容などの目的でファスティングに取り組んでいます。

 

ただそのファスティングをすると頭痛になってしまっている方もいるんですね。

では、ファスティングをすると頭痛が起きてしまうのでしょうか?

 

実際のところ、ファスティングによって頭痛が起きる理由は、その医学的・科学的な原因は解明されていません。

ですが、考えられる原因としてはいくつかあると言われています。

 

一つは、食事を摂らない・減らすことによりエネルギー不足や血糖値の変化によるものです。

特に糖質が体内から減ると、糖質の代わりにする目的で「ケトン体」が生成されます。

ケトン体が急激に体内で増加することで脳に刺激が強くなり、頭痛が起きてしまうのではと考えられているのです。

また、ファスティング期間と生理などの期間がかぶってしまうと、ホルモンバランスの変化により頭痛が起こってしまうとも言われています。

 

この他にも、ファスティングによって体内の老廃物や毒素が排出され、身体が変化することで起こる「好転反応」の一種だという専門家もいるようです。

いずれにしても、一番大切なのは「無理をしない」ということ。自分の体調をみながら、何事も取り組むことが大切ですね。

 

ただ、ファスティングや食生活を戻しても頭痛が一向に良くならないという患者さんは、「やなぎ整体院」までお問い合わせください。

 

 

食事好きなのでなかなかファスティングには向いていない頭痛治療家 片柳亮輔