頭の重さとストレートネック

こんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

毎日天気がこう悪いと気分もどんよりしてしまいがちですね。

 天気に負けないように今日も頑張りましょう!明日は土曜!お休みの方も多いのでは?

 

本日の内容は「頭の重さとストレートネックについて」です。

 

人間の頭の重さは体重比で8~13%(約10%)と言われています。

 体重50Kgの人だと約5Kgになります。この5Kgという重い頭を体(首)はどうやって支えているのでしょうか。

 

5Kgと言われてもイメージしづらいと思いますので例えるならば。

  • ボーリングのボール11ポンド
  • お米5kg
  • 500ml入りのペットボトル10本

 

この頭を支えるもっとも良い姿勢が、

股関節 が一直線上にあるとき。

 

逆に悪い姿勢が、

  • 耳が前に出る
  • 肩が後ろにさがる
  • お腹が前に出る(腰が反る)
  • 骨盤が前に出てお尻が下がる
  • 股関節が前に出る

のようになりいわゆる(首)猫背姿勢になっていると、重心を上手く(効率よく)保つことができにくくなります。

そうすると、首や肩、足腰に過剰な緊張が強いられ、その過剰な緊張状態で頭を支えるので首こりや肩こり、首の痛み、腰痛が起こりやすくなります。

 

頭を前に傾けていく角度が増すにつれて首への荷重も増えていくことが明らかになぅているんですね。

 

肩と耳の前が一直線にならんだ角度0度のとき頭の純粋な重さ約5kgが首にかかります。頭を前に傾ける角度が増すにつれ、

15度で12Kg 30度で18Kg 45度で22Kg 60度で27Kgと負荷が強くなっていくのです。

 

負荷のかかった頭を支えるために首の筋肉も過剰な緊張状態を強いられることになります。

 

60度まで来てしまうと、小学生を支えているのと同じ状態ですので、首にかかる負担はものすごく強いです。

 

首にそれだけの負担がかかると、血流が悪くなり、頭痛になってしまうんです。

 もちろん頭痛だけでなく、さまざまな体の問題の引き金になります。

 

あれ。気づいたら姿勢が悪いと感じた方は、まず1日何分でも良いので、姿勢を意識する習慣をつけていきましょう。

 

慣れて来たら、その時間を少しずつ増やして、矯正をできるようにしていきましょうね。

 

 

 

 自分の姿勢も気をつけないと!と危機感を持っている頭痛治療家 片柳亮輔