第四の頭痛。

こんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

私の住んでいる大井町では今ハロウィン祭りがおこなれています。今年が第一回目だそうです。

みなさんの仮装がすごいです!

 

いつのまにか、ハロウィンは恒例行事になっていっていますね。経済効果もバレンタイン以上とも言われています。

 

さて、今日は第4の頭痛についてご紹介します。

頭痛というと、偏頭痛・緊張型・群発とありますが、実はもう1つ最近急増している頭痛があると言われているんです。

 

それが「大後頭神経痛」というものです。

 

どんなものかというと、

 

耳たぶの裏側から横に指をすべらせていくと、髪の生え際のあたりで骨の出っ張りに触れます。おさえると痛いはずです。大後頭神経というのがそこを通って上下に伸びています。

顔に痛みが出る三叉(さんさ)神経痛はよく知られていますが、三叉神経と大後頭神経はリンクしていてるんですね。両者は親戚のようなものなので、大後頭神経痛では三叉神経の始点である目の奥が痛くなることもあります。

 

大後頭神経痛の多くは姿勢が問題

 大後頭神経痛が起こるいちばんの理由は、姿勢の悪さです。デスクワーク中の大半の時間、パソコンを使いますが、モニターを真正面ではなく、左右どちらかの前方に置いている人が多いようです。そんな人によく見られるのが、モニターを見るときに体は正面を向いて首だけひねる、ゆがんだ姿勢です。これだと、顔を向けている側の大後頭神経は頭蓋骨と頸椎に挟まれ、反対側の大後頭神経は引っ張られてしまい、どちらの場合も神経が興奮します。挟まれた側が痛む人も、引っ張られた側が痛む人もいますが、片側だけ痛む人が多いようです。

 次に多い理由は人間関係など精神的なストレス、三つ目は天候です。大後頭神経痛は雨が降る前日に起こりやすく、雨が降ると治ります。

 

というように普段の何気ない生活が原因で発症してしまう頭痛でもあるんですね。

 

ストレスと天候はなかなか自分では対応できないかもしれませんが、姿勢は毎日の心がけ1つで変えることができます。

 

少しずつでまずはいいと思いますので姿勢を見直してみてくださいね。

 

 

猫のように姿勢が悪いと言われる頭痛治療家 片柳亮輔