即できます!

こんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

 前日ブログで「深呼吸」についてご紹介しましたが、今日は深呼吸でも、「腹式呼吸」

についてご説明いたします。

 

この「腹式呼吸」でちょっとした頭痛なら回避できるかも!

 

PC作業など、仕事で長時間同じ姿勢をとっていると、頭痛に襲われることがあると思います。

こういった時に起きる後頭部や側頭部の締め付けられるような痛みは「緊張性頭痛」、肩こりや首のこりが原因になっています。

そのため、少し身体を動かしたり、ストレッチをしたりすると、偏頭痛と違い軽減することが多いのですが、仕事中はなかなか余裕がないことが多いですよね。

そんな時に有効なのが、椅子に座ったままできる「腹式呼吸」です。

 

腹式呼吸は緊張をとり、身体の力を適切に抜いてくれる

腹式呼吸の効果は大きく2つあります。

腹式呼吸は通常リラックスしている時に行なう呼吸法なので、意識して行なうことによって自律神経をコントロール、緊張をほぐすことができます。つまり体幹を支えるインナーマッスルを使うことで、身体の各所に入っていた不要な力を抜くことができるのです。

その結果肩こりや頭痛が和らぐのですが、後者に関しては、ただ漠然とお腹を動かしているだけでは効果が薄いので、ご説明する方法でしっかりお腹の奥を使うように心がけてみてください。

 

腹式呼吸の方法

坐骨で骨盤を安定させて行なう

腹式呼吸をする前に、お尻の骨である2本の「坐骨」同士の距離を引き寄せるようにしながら、骨盤を起こします。このときにお腹に軽く力が入ると思いますが、この力はお腹をふくらませる時も極力抜かないようにします。

 

はじめは吐く時にお腹を絞ることに集中

骨盤を起こしたまま息を吸いお腹をふくらませるには、かなりの筋力がいります。

はじめはふくらますのは軽めでもいいので、吐く時に思い切りお腹を凹ませて絞る、ということを優先しましょう。

 

回数を多くやるより、3往復でも確実に

お腹を限界まで絞りながら腹式呼吸をすると、23往復でも肩まわりの緊張がほぐれるのが実感できるはず。いい加減に何度も繰り返すより、「こってきたかな?」と思ったら早めに3回、を心がけるのがおすすめです。

 

デスクワーク中に頭痛が出てきてピンチになったり、なりそうで不安な方は実践してみてくださいね。

 

 

ただそれだけではどうにもならなければ品川の頭痛専門やなぎ整体院にお問い合わせくださいませ。

 

 

企業に勤めていたときにもっとしっかり呼吸しておけばよかったと思う頭痛治療家 片柳亮輔