こんにちは。品川の頭痛治療家の片柳亮輔です。
頭痛で吐き気を感じることってよくありますよね。
もちろん当院の治療を受けることで、頭痛や吐き気を治すことはもちろん可能ですが、とりあえず応急でも良いからどうにかしたい!!
という場合がありますよね。
今日はその対処法についてご紹介いたします。
■梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)を飲む
日本に古くからある民間療法ですが、梅と生姜の殺菌力で食中毒による吐き気にも良いとされています。
<作り方>
- 湯のみに梅干しを入れてつぶします。
- 生姜のすりおろしも少々加えます。
- 醤油を少し加えて番茶を注ぎます。
番茶がなければ熱湯でもかまいません。葛でとろみをつけると、より身体が温まりますね。
■生姜を入れた飲み物を飲む、食べる
生姜には吐き気を抑える効果があるといわれています。チューブの生姜があれば、お湯を加えて生姜湯を作って飲んで下さい。
もしくはジンジャーエールでもかまいません。その際は、炭酸がきついと胃が膨らんで余計気持ち悪くなることもあるので、容器を振って炭酸を抜いたり、鍋で温めてから飲むといいですよ。
生姜の砂糖漬けなどをつまんでも吐き気を抑えてくれます。
生姜はつわりにも良いといわれています。吐き気を感じやすい人はおやつとしてつまめるように買っておくといいかもしれません。
■水分をしっかり摂る
水分を適度に取ることで吐き気が緩和されます。体調が悪くて吐き気がしているとき、嘔吐を伴うような吐き気のときは特に水分補給が大切です。
脱水症状を起こさないようにこまめに水分を取りましょう。1度にがぶ飲みするとそれはそれで気持ちが悪くなるので、ゆっくりと飲むようにしましょう。
スポーツ飲料も良いのですが、糖分が多いので、2倍に薄めて飲むか、もしくは電解質を摂るための経口補水液を利用した方がいいです。
■吐き気を抑えるツボはこれ!
吐き気を感じたらツボを抑えるのも有効な対策です。
内関(ないかん)
手首の付け根から指3本分下がったところにあります。ストレスによる吐き気や乗り物酔いにも有効です。
労宮(ろうきゅう)
手の平の真ん中にあるツボです。ストレスや心労による吐き気に有効です。
関衝(かんしょう)
薬指の小指側の爪の生え際にあります。両方の薬指を刺激してみて下さい。
とっさの吐き気を抑えるには、これらのツボをゆっくりと、ちょっと痛いかなと思うくらいの圧で押してみて下さい。
労宮は反対側の手の親指でぐーっと押していくと気持ちがいいです。もしくはツボの位置を温める方法も有効です。
■横になって頭を冷やす
めまいを伴うような吐き気のときは、とりあえず横になって頭を動かさないようにするだけでも楽になります。
その時に、冷たいタオルなどをおでこに当てて頭を冷やすと吐き気が和らぎます。
■乗り物酔いは首を冷やす
乗り物酔いや三半規管が乱れていて、頭を動かすと余計に気持ち悪くなるので、まずは出来るだけ動かないように安静にします。
それから首の後ろから後頭部にかけて冷やしましょう。自律神経の乱れを整えて、吐き気を止めることが出来ます。
■アロマオイルを嗅いで吐き気を和らげる
アロマオイルの香りには吐き気を和らげてくれるものもあるんですよ。1本持っておけばとても便利なので、自分が好きな香りのものを常備しておくといいと思います。
- ペパーミント
- レモン
- ジンジャー
- ラベンダー など。
柑橘系アロマもさわやかな香りで吐き気を和らげます。アロマを使う方法が妊婦さんにもおすすめ。
つわりが辛い時にさわやかな柑橘系の香りを嗅ぐと、吐き気も和らぎ、気持ちもリフレッシュできるでしょう。
ただし、香りの好みは個人差があります。これらの香りでも逆に吐き気を感じる人もいますから、体調を見ながら試してみて下さい。
■アロマジェルでお腹をマッサージ
妊婦さん以外の人はマッサージにアロマを使うのもおすすめです。お腹に良いアロマを使ってマッサージすると、胃の痛みや不快感、吐き気を抑えることが出来ます。
おすすめのアロマは
- ジンジャー
- コリアンダー
- ペッパー
- ペパーミント
- アニス などです。 これを水溶性ジェル、または植物オイル小さじ1杯に、アロマオイルを2~3滴加えてよく混ぜ、お腹に塗りながら優しくマッサージします。
即効性はありませんが、20~30分ほどすると症状が楽になってくると思います。
というように応急処置の方法はいくつかありますので、まずは今の吐き気を抑えたい!
という場合は試してみてくださいね。
頭痛から来る吐き気を、治したい方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお問い合わせくださいね。
学生時代吐き気があるときは猛烈に水分をとって治そうとしていた頭痛治療家 片柳亮輔