頼らない生活を目指しましょう

こんにちは。品川の頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

今年もあと3日。今思うとあっという間の1年だったような気がします。

こんなこと毎年言っているような気もしますが・・・。

 

ところで、当院では頭痛薬が効かなくなりご来院されている患者さんが多くいらっしゃいます。

 

なぜ頭痛薬が突然効かなくなってしまうのか!?

今日はそんなお話をさせていただきますね。

 

ちょっと専門的になりますが、基本的な頭痛薬を始めとする痛み止めのメカニズムを紹介します。

 

一般的な痛み止めは、プロスタグランジンと呼ばれるものを生産するのを抑制します。

 

このプロスタグランジンの働きには、様々なものがあります。

・傷の修復

・病気の治癒

・免疫機能を高める

・消化

・体温の調節など

です。

 

体の健康を維持するために他ならず必要な物質なのですが、

傷の修復をするときや病気の治癒をするときに、

僕たちにとっては嫌な痛みを引き起こします。

 

その痛みがあるということは、体が治してくれている証拠なのですが、それに耐えられず痛み止めを飲んでしまうわけです。

 

頭痛薬を始めとする痛み止めを飲むと

プロスタグランジンが作られにくくなります

そうすると、血流が低下します

長く服用していると、交感神経の異常をきたしてさらに血流が止められる。

そうなると、本当の悪い場所に有効成分が届けられなくなります

これが、頭痛薬などが効かなくなるメカニズムです。

 

そして、頭痛薬をやめると血流を再開させる血管拡張作用によって治癒疼痛と呼ばれるものが起きます。

 

これを僕たちは、「薬が効いている=治っている」と錯覚してしまいます。

 

簡単にいうと、薬をやめてしまったときに出てくる痛みはドラッグの禁断症状ととても近いものになります。

前よりも痛みが強くなるくらいにできているわけです。

 

薬が効かなくなるということは、体の中がどんどん悪くなっているということです。

 そして、薬をやめるときに強い治癒疼痛を感じるというとても嫌なループにはまってしまいます。

 

もちろん頭痛薬や鎮痛剤は、対処としてはとても役立ちます。

 

一方でそればかりに頼って生活をしていると、効かなくなってしまったとき後悔してしまいます。

 

そうなる前に、頭痛で薬や辞められない方!

品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

 

その生活を一緒に変えていける力になります。

 

 

年齢を重ねるに連れ、自然治癒力が下がってきたと少し凹む頭痛治療家 片柳亮輔