年明けの防寒対策。

みなさまあけましておめでとうございます!品川の頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

2018年がスタートして早くも6日目。

良いスタートは切れていますでしょうか?

 

年が明けて寒さも一段と増してなかなか本調子になれない方も多いのでは。

こんな時こそ、頭痛に要注意です。

 

寒さが本格化した今、疲労感や軽い頭痛などに悩まされていませんか。

「年末年始は忙しいから仕方がない」「ちょっと寝不足かな」ということもあるかもしれませんが、実は冬の日常に潜む「温度落差」が体に大きなダメージを与えて、体調不良を引き起こしている可能性があります。

 

 今回は、冬の頭痛や体調不良を乗り切るための服選びについてです。

 

温度落差で血管が収縮し血圧が急激に上昇します。

 温度落差とは「環境温の変化」のことで「暖房を入れた室内」と「寒風が吹きすさぶ屋外」では温度落差が大きくこのような温度落差が体に悪影響を与えています。

 

 「冬場は浴室は注意しよう」と耳にしたことがある人も多いかと思います。

室温の高い浴室で温かな湯船につかった後、室温の低い脱衣所に移動すると血管が収縮し、血圧が急激に上昇します。その結果、頭痛や、重い病気だと脳卒中や心筋梗塞などが引き起こされるリスクが高まります。

 温度落差を注意するのは、入浴するときにだけではなく、「外での洗濯物干しや、郵便受けの確認、ゴミ捨てなどを薄い部屋着のままで行うと、血圧を15mmHg以上も上昇させ、頭痛や体調不良を引き起こす原因になります。

 ほかにも以下のような場合は、血圧を1015mmHg上昇させて動悸や頭痛が起こる可能性があります。

オフィスでデスクワークをしていて、そのままの服装で暖房の利いていない建物内を移動する

上着を着ずに部屋着のままで近所へ出かける

満員電車で上着を脱いだ状態のまま駅(屋外)のホームに降りる

 

加えて、頻繁に起こる温度落差は自律神経に負担をかけます。自律神経とは、意志とは無関係に血圧や血流など体の働きをコントロールしています。環境温に合わせて自律神経は血圧などを調整し、体温をできるだけ一定に保つように働いているので、環境温の変化が激しければ自律神経は酷使され、結果として、疲労感や肩こり、便秘・下痢が引き起こされることもあるのです。

 

 温度落差による体へのダメージを軽減するためには、衣服内の空気が大事だと日本女子大学の教授は指摘しているそうです。衣服内にたっぷりと空気が含まれることで、環境温の変化の影響を受けにくくなるのだ。

 フリース・ニット・スウェットパーカーで比較実験を行ったところ、女性が温かい環境から寒い環境へ移動したときに皮膚温変化が最も低かったのはフリースだった。コートやジャケットの下にフリースを着用することで、高い保温力が発揮されると期待できるそうです。

 

 血圧変化は年配の方だけの問題ではなく、生活習慣の乱れによって年齢以上に血管が老化している若者も多く、老若男女を問わず注意が必要なのです。

 

なので皆さんくれぐれも冬の服装選びはしっかりと行い、防寒して外出や移動しましょうね。

 

それでも頭痛が止まらない方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

 

 

 

学生の頃、冬の電車で汗が出だすと焦って汗が止まらなかった頭痛治療家 片柳亮輔