妊婦さんの頭痛

みなさまこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

最近、妊婦さんも来院されることが多くなりました。

今まで頭痛なんてなかったのになぜ?とツラい思いをされて来られる方。

 

今日はその原因についてです。

 

まず結論からお伝えすると、妊娠して起きる頭痛の犯人は、ホルモンの変化です。

 

今まで頭痛持ちではなかったのに頭痛がでてしまう人もいれば、その逆で偏頭痛持ちだったのに、妊娠したら治ったという場合もあります。

 

妊娠初期の頭痛は主に偏頭痛です。この偏頭痛は、脳の血管が何らかの理由で拡張し、この拡がった血管が神経を圧迫したり、引っ張ったりするため生じます。

 

もう痛くて、とりあえず頭の痛みを少しでも緩和されたいときは、痛む箇所を濡れタオルなどで冷やして、暗い部屋で寝ると、拡がっていた血管が収縮し、頭痛がおさまりやすいです。

また、普段コーヒーを飲む人は、少量のコーヒーを飲むと症状が緩和することも。これは、カフェインの血管収縮作用で、拡がりかけた脳血管を収縮させるからです。

 

ただ基本的には妊娠中はカフェイン摂取は控えた方が良いですので、この頭痛の場合に限りでそれ以外はデカフェにしてくださいね。

 

また、鉄欠乏性貧血を発症すると、頭痛の症状がでることもあります。

 

そのようにホルモン変化や貧血など、赤ちゃんが体に宿ると妊婦さんの体も変化していきます。

生まれてくるのはとても楽しみだと思いますし、そんな楽しみなのに頭痛で苦しんでいる方。

 

一度品川の頭痛専門やなぎ整体院に一度ご相談くださいね。

 

 

昨年の2月に生まれ、まもなく1歳になる女の子のいちよ父親の頭痛治療家 片柳亮輔