過呼吸の対応

みなさまこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

今日は雪の予報ですが、みなさまの地域はいかがでしょうか。

私の住まいの品川では朝になって雪に変わっていったようです。

 

通勤・通学のタイミングですのでくれぐれも足元気を付けてください。

 

さて、こんなとき電車やバスの乗車率が非常に高く、精神的・肉体的にも疲れますよね。

こうゆうときや、プレッシャーなどで起こりやすいのが「過呼吸」。

正式には「過呼吸症候群」または「過換気症候群」と言われるもので、本日はこのお話をさせていただきます。

過呼吸はとても自律神経と密接に繋がっています。

 

過呼吸は、自律神経が乱れると発症しやすくなります。発作的に胸が締め付けられ、呼吸が速くなり、空気が吸い込めない状態に陥り、恐怖に襲われます。

そして頭痛やめまい、四肢のしびれや痙攣などを引き起こしてしまうものです。しかし、過呼吸・過換気症候群は、身体的な異常で生じるものではないため、身体の異常は何もない。原因は精神的ストレスによる自律神経系の異常なんです。

 

 自律神経は、私たちの意思とは無関係にはたらく神経で、心身を緊張、興奮させる「交感神経」とリラックスさせる「副交感神経」に分かれます。自律神経は血圧や血液をコントロールしてくれるものです。

自律神経の乱れの原因は仕事のプレッシャーや過労、人間関係などの精神的なストレスの原因がとても大きいです。

 

 昨年末の紅白歌合戦でも歌手の方が過呼吸になっていた理由として、極度の緊張感に襲われていたそうです。

ただ基本的な過呼吸は見た目の症状ほど重篤ではないというのが救いです。過呼吸発作のピークは30分程度で、しばらく経てば自然と治まるのが基本的な症状になります。

 

直接的にこの症状が原因で死に至ることはなく、発作を起こしたとしても“しばらくすれば必ず治まるから大丈夫”と思う気持ちがとても大切です。

しかし長い場合では1時間近くも発作が続くことがあり、心臓発作を誘発する危険性を持っているのでそれは注意が必要です。

 

「油断は禁物」の言葉通り、本人が判断するのはやはりなかなか難しいところですが、発作が起きた時は特に周囲が、慌てず、腹式呼吸を静かに繰り返えさせるようにさせてあげてください。

 

そんな自律神経のバランスがおかしかったり、いつもツラい頭痛に悩まされている方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

 

 

冬の電車の最初は嬉しいが、時間が経つとしんどくなってくる品川の頭痛治療家 片柳亮輔