ミントの効用

みなさまこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

こう寒い日で暖かい部屋にいるとアイスとか食べたくなりませんか。

自分はそんなときの好きなアイスの味は、「チョコミント」が大好きです!

 

ということで今日はそんなペパーミントについてご紹介です。

 

ペパーミントの頭痛に対する鎮痛効果は古くから知られていて、古代エジプトやローマ、中国の文献などでミントの葉を額に貼る、ミントオイルを塗布する、飲用するといった方法が紹介されています。

当時は経験則として鎮痛効果を把握しており、頭痛に対して使用していたと思われますが、現在では科学的な検証も進んでいるんですね。

 

特にドイツでは以前からペパーミントオイルを額に塗布すると、鎮痛剤である「アセトアミノフェン」に匹敵する効果を発揮し頭痛が改善されると報告されていて、ペパーミントやメントールの鎮痛効果について研究されてきていました。

1996年にはある外国の大学で「緊張型頭痛」というストレスが原因で引き起こされる頭痛患者41人を対象にした実験が行われています。

「アセトアミノフェン」「10%のペパーミントオイル溶液」「ペパーミントオイルを23滴たらした水」の3種類を頭痛が起こるたびに服用してもらい、3つすべてを体験してもらったところ、頭痛の頻度や持続時間に関係なく、ペパーミントオイル溶液はアセトアミノフェンと同じ速さ・効力を発揮したのです。

 

メントールの緊張緩和作用で痛みがやわらぐということです。

頭痛には緊張型頭痛のほかに偏頭痛、群発頭痛とありますが、いずれも脳自体が痛んでいるわけではありません。そもそも脳には痛覚がないため、頭皮やその血管、筋肉の緊張などが痛みの発生源になります。

では、ペパーミントの鎮痛効果はどのようなメカニズムで発揮されているのでしょうか。

メントールには筋肉の緊張をやわらげ、痛覚を伝達する物質の放出を抑える作用があります。

 

腸や頭の痛みを緩和することができるペパーミントのメントール成分ですが、ペパーミントオイル溶液を大量に飲むという摂取方法は中毒の危険性がありおすすめできません。歯磨き粉や口腔(こうこう)洗浄液では体内に吸収される量が微量すぎます。

手軽に摂取するのであれば、ペパーミントガムなどを噛むのがよいですね。

ペパーミントの香りでストレスを緩和させるとともに、ガムを噛むことで脳に刺激を与え活性化させることも期待されます。ストレスの多い現代人にとってぴったりのミント摂取方法ですね。

 

色々な対処法をやってもなかなか頭痛がなくならず、苦しんでいる方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までおこしください。ご来院予約はこちら

 

 

 

チョコミントアイスがあると買いたい気持ちと葛藤している頭痛治療家 片柳亮輔