二次性頭痛について

みなさまこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

週末は天気も良くなりお花見シーズン到来ですね。

お酒好きの方は飲み過ぎないようにしてくださいね。

 

今日は当院では治せない頭痛「二次性頭痛」についてご説明させていただきます。

 

まず頭痛には、原因となる病気がないのに、頭痛を繰り返す慢性頭痛と、何らかの病気によって頭痛が生じる二次性頭痛があります。

 

慢性頭痛には、ズキンズキンと痛む偏頭痛、頭全体が締めつけられるように痛む緊張型頭痛、片目の奥や側頭部に激痛を感じる群発頭痛薬の使い過ぎによる頭痛といったタイプですね。こちらについてはこのHPやブログでご紹介させていただいたことがあったかと思います。

 

それとは違う二次性頭痛というのが疑われるのは、50歳以上で初めて強い頭痛が起こった場合です。二次性頭痛を引き起こす病気のなかには、突然の激しい頭痛を起こすくも膜下出血や、高熱を伴う頭痛を起こす髄膜炎、頭痛の強さが数週間の間にどんどん進行する脳腫瘍などがあり、そのような症状の場合は当院の治療はおすすめできません。

 

それでは「二次性頭痛」の症状について一つずつ

ご説明いたします。

 

・蜘蛛膜下出血

突然の激しい頭痛でまず疑われる病気が、「くも膜下出血」です。くも膜下出血は、脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)の破裂などによって血管が破れ、脳を覆うくも膜と軟膜のすき間に血液があふれてしまう病気です。たいてい「後頭部に雷が落ちたような」とか「バットで殴られたような」などと表現される今までに経験したことのないような頭痛におそわれますが、出血のしかたや程度によって、頭痛の感じ方、あらわれ方は異なります。

出血がひどい場合は、激しい頭痛に嘔吐(おうと)、けいれん発作などを伴い、意識を失うこともあります。数秒から数時間で意識は回復しますが、なかにはこん睡状態に陥ることもあります。出血が少ない場合は、首の付け根からうなじのあたりにかけて痛みを感じたり、首すじが硬直したりします。また、頭痛というより、ひどい肩こりを感じるケースもみられます。

くも膜下出血では、大出血の数日~数週間前に、脳動脈瘤から少量の出血が起こることがあり、このときにも頭痛が起こります。これまで経験したことのない、雷が落ちたような激しい痛みがあらわれます。

 

そのほかの二次性頭痛(脳出血・髄膜炎・脳腫瘍・脳動脈乖離)については次回またご説明させていただきます。

 

これ以外の頭痛(一次性頭痛)はお任せ下さい。毎日悩んでいる方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

 

 

頭痛治療を体得して手のしなりも手に入れた頭痛治療家 片柳亮輔