自律神経の崩れ方を把握しよう。

みなさまこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

今日は心地いい天気ですね。

新生活や新学年などで迎えた4月があっという間に終わりを迎えてきましたね。

 

みなさまの体調はいかがでしょうか。

新しい出来事がたくさんあり、刺激的な反面精神的にお疲れが溜まっていたりしませんか。

 

その疲れの信号をコントロールしてくれるのが「自律神経」ですよね。

では、どのようにして自律神経のバランスが崩れていくのかと今回こちらでご説明させていただきます。

 

「ストレス」が代表的な原因でありますが、その仕組みをもう少し紐解いていきます。仕組みを知ることが「予防」につながりますので。

 

自律神経をコントロールするのは、脳のほぼ中心にある『視床下部』(ししょうかぶ)です。

そして、視床下部の近くには『大脳辺縁系』(だいのうへんえんけい)という、喜怒哀楽や情緒などの情動をつかさどる部位があります。人は不安や恐怖を感じると、大脳辺縁系から緊張信号が発信されるのですが、近くにある視床下部はその影響を強く受けます。もしも緊張信号が過度に出すぎると、視床下部の働きに混乱が生じ、自律神経のバランスが崩れ頭痛の原因となります。

 

 仕事や学校などの生活でピンチに陥った時、急にお腹が痛くなったり下痢をしたりすることがあるはずだと思います。実はそれも、上述の変化による“症状”なんです。

 

 実際の場面で考えてみましょう。もし授業や会議で急に発言を求められたとします。すると、脳はまず「何を話そうか」と考えます。この時点で脳が緊急事態を把握すると、先ほど出てきた大脳辺縁系で不安や緊張が生じ、緊張信号を発信。視床下部に伝わっていきます。

 視床下部は、この緊張信号により交感神経に指令を出す。その結果、発汗が起きたり、動悸が起きたりします。しかしそのうちに、視床下部の働きに混乱が生じて、本来、交感神経ではなく副交感神経が働いた時に起こるような胃腸の動きが生ずると腹痛が発生したりするんですね。

 

と言うように体は脳の動きを全て受け入れます。

そのため、脳が緊張や不安を感じた時、それは体にとってストレスや疲労としてたまるんですね。

 

その蓄積が自律神経のバランスを崩し、頭痛を発生させる。

 

自分の気づかないところで脳と体は守ってくれていると言うことです。

緊張場面を全て回避することは難しいと思います。ただそのぶん体と脳を休ませてあげるようにしてくださいね。

 

それが頭痛やストレスを無くしてくれる大切なことです。

 

そんなツライ頭痛が何をしても良くならない方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

 

 

自分の頭痛が治ったことで、今はストレスを感じにくくなった頭痛治療家 片柳亮輔