スマホ老眼激増。

みなさまこんにちは。品川の頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

今日からGWがスタートされた方もいらっしゃいますか?

とても良い天気で行楽日和の日が今年は多そうですね。

 

ただこんなに天気が良くてもちょっと時間があればいじりたくなるのがスマホ!

最近20~30代でも多くなっているスマホ老眼についてご紹介いたします。

 

スマホを長時間使用するだけでなく、仕事でパソコンを長時間使う人に発症することが多いのです。また、暗い所でスマホを使う。ちょっとした休み時間にすぐ使うというのも原因になります。

 

通常の老眼は加齢による眼球の毛様体筋の“衰え”が原因です。しかし、スマホ老眼は“間違ったスマホの使用法”が原因となり、毛様体筋の“コリ”を発症するのです。

年齢に関係なく発症します。ずっと同じ姿勢で座り続ければ、若い人でも腰痛になりますよね。これと同じことが目に起こっているのです。

 

加齢による老眼は“近くのものが見えづらくなる”ことが主な症状です。しかし、スマホ老眼は“頭痛”や“肩コリ”も併発するのが特徴なのです。

 

スマホ老眼の予防・改善策とは? 目が幸せになれるスマホの設定。

まず基本となるのはスマホやパソコンのディスプレイの輝度(明るさ)を弱くすることです。多くのデジタル機器はディスプレイがきれいに見えるように標準設定が必要以上に明るくなっています。ですから、標準設定より輝度を7、8割下げるのが効果的です。

 

なぜ輝度が強いと目にダメージが?

本来、人間は光を直接見ることはありません。しかし、ディスプレイは常に光を発していますので、これでは目に負担がかかります。

 

実は、ブルーライトは一日の生体リズムを整えるのに必要な光です。しかし、ブルーライトを長時間見続けるのは失明するほどのダメージになるのです。もちろん、スマホ老眼の原因のひとつです。

 

これを防ぐためには?

目と端末の距離です。スマホは30cm以上、パソコンなら40cm以上の距離をとることで軽減できます。そして、iPhoneならブルーライトをカットする「ナイトシフト」という機能がありますので、これを設定するのがブルーライトの対策として有効です。

 

 

文字がぼやけて見えづらい場合に、文字サイズを大きく表示するのも効果的。

効果的です。文字が大きければ目を力ませずにディスプレイを見ることができ、目のコリを防げます。

有機ELディスプレイを搭載したスマホの効果は?

一般的に有機ELのほうがブルーライトを抑え、目に優しいと考えられます。しかし、使用している人が少なく、実証データがありません。まだ効果があるとは言い切れないのが現状です。

やはり、効果的なのはディスプレイとの距離を保ち輝度を抑える。そして、90分ほど作業したら休憩し、遠くを見て目をリラックスさせることです。

 

それ以外の改善策。

会社や自宅で手軽にできる方法としては、タオルでまぶたを温めることです。濡らしたタオルをレンジで約40秒加熱し、人肌よりやや温かい40℃ほどにします。これをまぶたの上に5分間置く。一日2回、10分間行なってください。

これはどのような効果が?

温かいタオルはまぶたの周りの血行をよくし、目のコリを和らげます。また、ドライアイの改善にもなります。

 

というようにスマホによる眼のダメージが蓄積すると大きな頭痛の原因となり、慢性化してしまいます。

スマホはほどほどに。そして頭痛で苦しんでいる方は品川の頭痛専門やなぎ整体院まで。

 

 

スマホの使用時間はなんとなく意識している頭痛治療家 片柳亮輔