香害の詳細。

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳亮輔です。

 

香害とは、体調不良などを引き起こしてしまう人工香料の強い香りのことを指します。

 

主な例として、柔軟剤、消臭抗菌スプレー、制汗剤、芳香剤、合成洗剤などの香りが挙げられ、体臭などは含まれません。

「日本に新しい公害が生まれています。その名は『香害』

「香害」経験者は6割にも

香りに含まれる化学物質などによって頭痛・めまい・吐き気などの体調不良を経験したことがあると回答した人は59%にも上ったと報告されており、単純に「気にしすぎ」とは言いがたく、世の中で

香害から頭痛に悩まれている方は非常に多いのです。

 

化学物質過敏症者にとっては深刻な問題

人工香料が含まれる製品には、いくつもの揮発性の化学物質が使用されています。

ごく薄い濃度の化学物質でも頭痛や思考力の低下、ぜんそくなどをひきおこしてしまう化学物質過敏症(MCS)の人々にとっては、

本人のパフォーマンスが十分に発揮できず、特に「香害」に悩まされていると言えます。

症状が重くて、匂いに耐え切れず、学校や職場、あるいは結婚式・葬式などにも行けないといった方もいるようです。

ちなみにMCSについては、日本では大規模な調査はまだなく、推定患者は70万人とも100万人とも、あるいは150万人くらいいるともいわれます。

 

でもスメルハラスメントも怖い……

しかし、一方で同様の問題として挙げられるのが、口臭・体臭・洗濯物の生乾き臭など、悪臭を原因とする「スメルハラスメント(スメハラ)」。こちらは耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。

匂いケアなどを謳う製品や広告は多く、「香害」を垂れ流してしまう人の中には、スメルハラスメントを恐れて、体臭をかき消すように匂いの強い制汗剤や柔軟剤を使ってしまう人も少なくありません。

ですが、匂いの感じ方には人によってかなり違いがあり、自分が「臭いかも」と思っても、実は他人にとっては大したことはなく、考え過ぎということがあり、また逆のこともあるから困ってしまいます。

そうゆうところからも頭痛が発生してしまうのが「香害」の怖いところです。

 

せめて努力で解決できる部分は気をつける

匂いの感じ方や体臭にはそもそも個人差があることもあって、匂いの問題はデリケートでなかなか他人が指摘しにくい、という側面があります。ですが、同僚や家族など、長時間ともに過ごす人々のことを考えると、意外に重要な問題だというジレンマがあります。

これからの季節は、「香害」の面でも、「スメルハラスメント」の面でも調節が難しい季節です。せめて不衛生による悪臭、強すぎる人工香料など、努力と気遣い次第で解決できることは気を付けていきたいですね。

 

今頭痛で本当につらい方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

 

 

鼻がすごい敏感な品川の頭痛治療家 片柳亮輔