目覚めはとても大切です。

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳亮輔です。

 

夏本番になって毎日とても暑い日が続いていますが、皆様は体調崩されていませんか。

こう暑いとなかなか朝起きれなかったり、寝起きの調子が悪かったりなどありませんか?

 

朝起きれないからと言って、アラームを大きくしてしまうと実は体に悪影響だったのをご存知ですか。

「アラームに大音量や派手な音色、音質は脳にとって良くありません。それはどうしてなのか、またどのようなアラームにすればいいのかと言うと耳をすませば聞こえる程度に自然の音をセットすることが理想です。

 

なぜ、大音量の目覚ましは避けた方がよいのでしょうか。

睡眠中に突然大きな音が響くと、生物として身に危険が差し迫っているのだと脳が勘違いをします。すると自律神経のひとつで緊張をもたらす交感神経が一瞬で働き、心拍や血圧、体温が急上昇して頭痛や不快感が生じるからです。

 せっかく睡眠で脳の疲れが改善しているところに、非常事態を毎朝告げられているのと同じ状態になります。熟睡感がなく、脳が疲れる原因となって日中の活動に影響が出ることもあるでしょう。

 

どのような音で起きるとよいのでしょうか。

自律神経の働きからして、急な緊張をもたらされることなく、10分~20分ぐらいかけて徐々に目覚めることが良い方法だと言えます。

そのためには、スマホのアプリなどのアラーム機能で、鳥のさえずりや川のせせらぎなど、自然の音が少しずつ聞こえてくるタイプを選び、音量を調節して利用するとよいです。

音量の目安は、静かな部屋で耳をすませば聞こえるぐらいにして、起きたい時刻の2030分前にアラームをセットします。これでゆっくり目覚めながら、もうひとつ、起きたい時刻の10分前にも小音量のアラームをセットすると、自然に起きられる確率がアップします。

 

ただ、小さい音で起きられず、寝坊がどうしても心配な場合は、アラームをセットした35分後に、普段通りの目覚まし音でセットをしましょう。

これらを数日間試すうちに、すぐに慣れてくると思います。

 

アラームを使わずに、自然に起きる方法は?

テレビの番組予約を目覚ましに用いる方法があります。起床時刻の10分くらい前に始まる番組を予約し、大きくない程度の音量にセットをします。自分が関心や興味のある番組を選びます。関心が高いと、小さな音量でもスムーズに覚醒できるでしょう。

大音量による物理的な刺激ではなく、興味・関心は、大脳の、特に自発的思考をつかさどる前頭葉を自然に目覚めさせることができます。

 

カーテンを少し開けておき、太陽の光で目覚める方法もあります。

太陽の光を利用して目覚める方法もあります。若い世代には難しいと思われるかもしれませんが、ヒトの生体リズムに則したもっとも脳の健康に良い目覚め方として紹介しておきます。

 

日の出が近づいて外が薄明るくなると、まぶたを通して脳の奥にある上丘(じょうきゅう)という器官が光を感知します。そして、「明るくなり、朝になったからそろそろ活動しよう」と脳や体に反応が起こり、日が昇ると自然に目が覚めるわけです。

光の影響で目を覚ますのは生物としての自然な反応です。目覚まし時計の音で起きたときと違って、心拍数や血圧が急激に上昇しないので、自律神経に負担がかかりません。

熟睡感があり、起床時の頭痛はなく、日中に活発に動く態勢が整います。

 

というように頭痛で悩まれている方や、自律神経のバランスが乱れている方は、起床は本当に大切な時間ですので

ぜひ実践してみてくださいね。

 

それでもなかなか頭痛が治らない方は品川の頭痛専門やなぎ整体院まで。

 

 

目覚めは良い品川の頭痛治療家 片柳亮輔