体の疲れる原因はここ。

皆さんこんにちは。品川の頭痛治療家 片柳亮輔です。突然ですが、体っていつの間にかすごい疲労が溜まっていることがありませんか。

今日はそんな疲労のリズムと原因についてです。

地球は24時間で自転することで1日のリズムが刻まれますが、体の中では1日のリズムは約24.5時間の周期と言われています。このわずかなズレを放置するとやがては昼夜が逆転してしまうため、朝日を浴びたり、朝食をとったりすることで時計遺伝子をリセットしているのです。

 1か月のリズムは月のリズムが基本になるため、「概月リズム」(サーカルナリズム)と呼ばれています。これは29.5日周期であるため、365日の1年のリズムと比較すると、29.5×12=354日となり、11日のズレが生じます。そのため、地球の公転周期である365日を12で割ることで現在のカレンダー(新暦)が作られるようになりましたが、月の周期も女性の月経や干満と重なるなど、体内時計とのつながりががあります。時計遺伝子のような裏付けがないため、健康との関わりははっきりとしているわけではありませんが、昔の人は月の満ち欠けを基準にして、時間のサイクルを感じていたわけです。

 一方、1年のリズムについては、春夏秋冬の季節感のもとになっています。動物の冬眠、落葉のサイクルなどは、この時間を基準にしています。

 こうした自然界に存在する3つの時計(1日、1か月、1年のリズム)の調和を乱してしまうのが、「1週間のリズム」でしょう。
 月曜から金曜まで働き土・日曜に休む……一般的には、こうした1週間のリズムが繰り返されていますが、このリズムは人間の都合でつくり上げた人工的なもので、自然界のリズムに沿ったものではありません。

ただ社会の仕組みは1週間のリズムによって動いており、私たちはその繰り返しを当たり前のように感じているでしょう。たとえば、体が求めている休息日と社会的な休日(土曜日、日曜日など)がピタリと一致するとは限りません。ですから、1日のリズムを整えるだけでは、どうしても体に歪みが出てきてしまいます。

 こうした社会に生きている以上、いくら健康に気をつけていても、つねに体調がベストでいられるとは限りません。また、やむをえず残業をしたり、時に暴飲暴食をしてしまったり、体への負担が重なることもあるでしょう。

だからこそ1日のリズムを整え、睡眠と食事を見直すことで、まず“調子がいい状態”を自分なりに知るようにすることが大切です。最初のうちは、1か月に10日程度でも十分です。調子がいい日と悪い日の違いがわかってきたら、体感レベルでかまわないので、調子がいい状態のアベレージ(平均値)を上げていくことです。

またこの人工的な1週間のリズムから離れるには、まず別の空間に出て意識をリセットさせる必要があります。空間を変えることで意識は自然と変化しますから、それだけで人工的なリズムがリセットされ、ストレスが軽減されます。逆に固定化されたリズムに染まりすぎていると、気づかないうちにストレスがじわじわと体を蝕んでいき、やがて強制的なリセットを強いられることもあります。

 夏休みや冬休みなどの長期休暇は、単なる贅沢でもご褒美でもなく、体にとって必要不可欠なリセット時間なのです。
 1日のリズムを整えることを基本にしつつ、時にはまとまったリセット時間をつくるようにしましょう。

もちろん常に体の疲れのない生活を送れることほど最高なことはありません。ただそれはとても難しいことでもあるので、疲労したご自身の体はしっかり気遣い、メンテナンスや治療を塩てあげてください。

そのような生活リズムなどの疲労からくる頭痛で悩まされている方で、薬や病院でも治らなければ品川のz痛専門やなぎ整体院の治療を一度受けて見てくださいね。

あなたの頭痛の原因と治し方がわかります。

生活リズムはものすごい大切にしている品川の頭痛治療家 片柳亮輔