水って大切だよね。

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

今日は昨日に続き、体の中の大切なものシリーズということで、今回も頭痛はもちろん全ての体の機能・器官に大切なもの「水分」についてお伝えさせていただきます。

 

1日に必要な摂取量は1.5〜2リットル必要になりますが、体内にはどれぐらい水分が流れているのでしょうか?

 

これは年齢によって変わってきます。

 

まず私は30代になりますが、いわゆる私やその他の成人男性は体重の約60%が水分になります。

私の体重57キロの場合はこの約60%の34キロ分が水分となるわけです。数字にするととても多いことを実感しますね。

 

そのほかの世代や性別でも少し差が出ます。

・成人女性は約55%(男性よりも体脂肪が少し多いため)

・胎児期で約80%(最も多い時期です。)

・新生・乳児期は70〜75%

・高齢者は50%  

以上のように年齢や性別によっても前後が出るわけです。

 

ではこれだけ流れている水分はどんな役割をしているのか?

・体温の維持・調節

そもそも水分は比熱が大きく、温まりにくく冷めにくいという性質があります。そのため人間の水分は体内の半分以上を占めるので、周囲の温度変化の影響を受けにくく、体温の維持に役立っています。

また水は蒸発する力も大きいので、液体から気体に変わる際の熱量も大きく、汗で蒸発するときに効率よく熱を奪うことで体温調節をうまく行うことができるのです。

 

だから水分が減ってくると体温コントロールがしにくくなり、体の冷えにつながるわけです。

 

・血液の流れの円滑化

これは頭痛にも大きく関連してきます。脱水になると血液の流れが悪くなり、合わせて酸素も行き渡りも悪くなるため頭痛の原因となるのです。

 

・溶媒を行う。

水は溶かす力も強いです。そのため体内に流れている物質を溶かし、必要な部位に流してくれるわけです。

 

・電解質の溶解。

後半2つは少し難しいですが、体内水分の中にはイオン=電解質も溶けているのです。

簡単にいうと、細胞を働かせたり、筋肉や神経の興奮、伝達、収縮をするさいに、水分の中にイオンが溶け込んでいないと体は働かない。ということです、

 

人間の機能って本当に繊細にできていますよね。

最近よくそれを実感します。

 

だからこそ体内の水分というのは、体を機能させるため、また各部位を連動させるために重要なのです。

 

コーヒーや清涼飲料水も美味しいですが、水やお茶をしっかり摂取して体の機能を円滑に動かし続けれるようにしましょうね。

 

私もコーヒーばかり飲んでいるので気をつけます。

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お腹が張ったときは水分不足という体のMY機能

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔