酸っぱいものを食そう。

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

ここ最近自宅にいる時間が多くなり、自炊されている方も多いですが、あなたは何か得意料理はできましたでしょうか。

 

私は最近チヂミを作ってみました。フライパンで返してうまくいくと快感ですね。

ということで今日は食について1つご紹介させていただきます。

 

少しずつ気温が高くなり、栄養が特に大切な時期になってきました。

 

四文字熟語に「五臓六腑」という言葉がありますが、これは中医学では季節と密接に繋がっていると考えられています。

 

春は肝臓の肝・夏は心臓の心・春と夏の間土用の時期は消化する場所といえる脾

秋は肺・冬は腎臓の腎。

 

土用の時期も含めると五つの臓と季節が繋がっているとされています。

 

今の季節は春になるので「肝」。

この春の時期は特に「酸味」をとっておくと良いと中医学では考えられています。

 

頭痛のとき、体調が悪い時。薬はもちろん大切ですが、やはり一番は食事。

「医食同源」「薬食同源」という言葉があるように、

一番の薬はやっぱり食事です。

 

さて春は「酸味」で、物を引き締める作用といって「収斂作用(シュウレンサヨウ)」があります。また酸味は唾液の分泌促進させる働きもあります。

酸味を適度にとっておくと身体のダルさや肌荒れ、気持ちの不安定になることに効果的です。

 

この「酸味」をとる最も大きな理由として、実は「肝臓」を助けるための酸味でもあるのです。肝臓は血液を溜め込む大切な臓器です。

 

働きは解毒や分解、免疫と多岐にわたってあります。

 

肝が弱ると良い血液が作られづらくなるので、内臓の鏡である「肌」は当然悪くなります。

そして身体のダルさや、病気にもなりやすいです。

 

また医学では「肝」は情緒や自律神経とも繋がりがあります。

つまり身体の仕組みとして、肝臓の働きが弱り、血液の流れが悪くなれば、当然自律神経にも影響が出るわけです。

 

女性の方も血液が必要な時期である、生理前や生理中に気分が不安定になってしまう原因の一つも中医学でも「肝」と考えられるわけです。

 

そんな「肝」の機能を助けてくれるのが「酸味」なわけです。

 

今の時期の得意料理にぜひ「酸味」のある酸っぱい料理も試してみてくださいね。

 

それでも長い期間自律神経が崩れたり、頭痛が治らない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお問い合わせください。

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しゃぶしゃぶは酸っぱいポン酢派

頭痛治療家 片柳 亮輔