酸欠に要注意!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

昨日プロ野球が開幕されました。無観客とはいえ、そのような大きなイベントが開催されると世の中はまた少し明るくなりますね。

 今年は中止の方向なのかもしれませんが、お祭りや花火大会といった夏の風物詩。

全ては難しいかもしれませんが、夏の終わりの頃にはもう少しコロナなども落ち着いてきていると思うので、個人的には開催して欲しい気持ちです。

 

さて東京も昨日から梅雨空が戻ってきました。この気圧が下がってくると体調が思わしくないのもそうですが、「あくび」が止まらない時ありませんか?

 

もちろん眠くなるとあくびが出てしまいますが、実は体からの黄色信号なのをご存知でしたでしょうか?

この信号が出ていると、頭痛を始め、めまい、倦怠感などの疲労が溜まってきているサインになります。

 

またあくびが出るということは体の中の酸素が不足している。「酸欠状態」なのです。

この酸欠となる原因は主に2つ考えられます。

 

まず1つ目は環境です。

体質に問題がなくても、職場や教室、家庭の環境によって、血中の酸素濃度が低下し、酸欠状態になってしまう場合があります。

通常の外気酸素濃度は20.9%と言われています。これが締め切られている部屋では20.6%にまで下がり、さらに狭い部屋や満員電車だと20%にまで下がります。一時的には問題ありませんが、一定時間経過すると酸欠状態になってしまい、症状が出てきます。

 

2つ目は体調不良です。

貧血や起立性低血圧など、脳へ送られる酸素量が低下する病気になると、頻繁にあくびが出ることがあります。あくびはより多くの酸素を取り入れることができるため、不足した酸素を補おうとする一種の生理現象とも考えられます。

そのほかにも疲労や眠気、車酔いなどの体調不良を自覚する前に生あくびが出ることがあり、体調不良のサインとして生あくびが出ることがあります。

また中には心筋梗塞や脳卒中を発症した際に、脳へ送られる酸素が不足して頻繁なあくびが症状として出ることがあります。

 

細かな話をすると人間の体の中の血中酸素量は97%であるのが理想です。ただ酸欠の状態になると94〜95%になります。数字の変化は小さく見えますが、これは100メートルを全力で走った後に息切れしている状態と同じなのです。

 

 

これを少しでも回避する方法としては運動・深呼吸。そして食事療法での鉄分摂取です。

運動と深呼吸はなんとなくわかると思いますが、鉄分は低血圧に良いのはなんとなくわかりますよね。

 

要は血中内の酸素の運搬を活性させるために鉄分を摂取し、ヘモグロビンを活動的にさせることが重要なのです。摂取目安は成人女性で1日10〜11mg。レバー30gやあさり7個程度です。摂りすぎると鉄分は弊害もあるので適量にしましょう。

 

人間にとって体内酸素が減ることは致命的です。世の中に浮遊している酸素が無料ですので、しっかり摂取し体調コントロールできるようにしましょう。

 

ツラい頭痛や体調不良が落ち着かない方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

→病院でも治らない頭痛を治したい方はこちら。

 

 

息継ぎが下手だから、歌を歌った後にすぐ喉が枯れる

頭痛治療家 片柳 亮輔