ショックでなぜ眠れない?

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

先日は父の日でしたね。みなさんは何か贈り物はされましたでしょうか?

 

離れて生活している方々はコロナウイルスの影響もあり、なかなかお会いできていないかと思います。

 今年は母の日も父の日も両方とも影響を受けてしまったので、贈り物がひときわ嬉しく感じられるかもしれないですね。

 

まだ贈れていない方は、タイミングは違くても良いので何か感謝を伝えてみてください。

 

ところでみなさん最近は睡眠をしっかり取れていますか?

私は寝つきはのび太並みで早いのですが、中にはショックなどで気持ちに影響が出ることで眠れなくなってしまう方も多いと思います。

睡眠を阻害されると、ご存知のように疲労が取れず、自律神経のバランスも崩れてしまい、頭痛や吐き気、めまいの大きな原因となってしまいます。

 

なぜショックで気持ちに影響が出ると眠れなくなってしまうのか?今日はこれを深掘りしていきます。

 

その前にまずなぜ午後は眠くなるのかというと、人は必ず2回眠くなるタイミングがあります。それが起床から8時間後と22時間後です。それを「睡眠ー覚醒リズム」と呼ばれており、22時間後は体の体温が最も低くなるタイミングのためです。

もう1つ8時間後に眠くなる理由は、脳自身が働きを向上させるために睡眠を取ろうとしている見解があります。

 

本題ですが、脳はなぜショックを受けると眠れなくなってしまうのか?

これには明確な理由があります。

例えば、新しいことを学習した日に、脳に入ってきた新しい情報は多く、睡眠中に神経の配線を変えたり、不要な神経を消去するなど情報処理作業が睡眠中に行われます。普段より周期は長く、110〜130分になります。

 

では昼間にショックな出来事を受けたとします。脳はそのショックな出来事の記憶を定着させないように、記憶を定着させる深い睡眠を作らないようにします。その結果20〜30分で起きてしまったり、1時間ごとに目が覚めるなど周期が短くなります。これは自覚的に睡眠が乱れていますが、脳が不要な記憶を消去して元の状態に戻ろうとしている作業です。

 

昼間の出来事に合わせて脳は自身を最適な状態にするために、時間の周期を歪めています。

なので強引にレム・ノンレム睡眠の90分周期のリズムではなく、起床時間は毎日極力同じにし、夜に眠くなる脳を作り、眠くなったら就寝する。このような自然なリズムを作っておき、そのリズムに合わせるのが良いでしょう。

睡眠中の作業の生産性を高めることは、そのまま昼間の生産性を高めることに繋がります。

 

眠れなくなっているのは、脳が眠れるようにしようと働いてくれているサインなので安心してください。

ただそれでも十分な睡眠が取れず頭痛に苦しんでいる方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

→ショック頭痛を治したい方はこちら。

 

不安は体にとって最も毒です。その不安は相談したり、治療をして早く体から取り除いてあげましょう。

 

 

いつの間にか早く眠れるようになった

頭痛治療家 片柳 亮輔