起立性調節障害は理解が大事

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

今年の夏休みは短く、もう学校が始まっているお子さんも多くいるのではないでしょうか?

これは患者さんからお聞きしたことなのですが、5年後までに政府が学生に1人1台パソコンを支給する計画があったそうです。

それがコロナの影響もあり、今後同じようなことが起きかねないということで、来年春にに前倒しされることは決まったとのことです。

 

学生にも1台パソコンを持参する時代がやってくるなんて本当に驚きです。

そのうち生活習慣なども学生と社会人と同じような生活やってきそうです。

 

ただそんな中、昨日から学校が始まっているところが多いわけですが、朝起きることができなかったり、午前中に頭痛や吐き気など体調不良で、学校をお休みしてしまうお子さんが多い時期でもあります。

 

一見サボりや行くのが嫌なだけと思ってしまうこともありますが、決してそうではなく体の機能が自然とそうさせてしまっているのです。この症状を「起立性調節障害」と言います。

周りの人やご家族がしっかりとそこを理解してあげることが大切な症状であり、当院でもこの起立性調節障害からくる頭痛で来院されているお子さんもおります。

 

 今回はこの症状についてご説明させていただきます。

まずどのような症状が出てくるかというと、

代表的なのが頭痛です。そしてそれ以外にめまいや立ちくらみ、気分不良や倦怠感や不眠や朝が起きられない。など多岐にわたって現れる症状です。

 

なぜこの「起立性調節障害」が起こるのか?そして頭痛専門であるやなぎ整体院で治療が可能かというと、この原因は「自律神経」にあるためです。

 

自律神経の活動というのは24時間周期で動いています。

早朝になると交感神経活動が増え体を活性化し、夜には副交感神経が高まり、体を休養させるといった働きが正常です。

 

ただ起立性調節障害については午前中に交感神経が活性せず5〜6時間以上後ろにずれ込んできてしまいます。そのため朝の体が休止しているような状態となり、一方で深夜になっても交感神経が落ち着いて来ないため、夜は体が元気になり寝つきが悪くなります。

 

元々は思春期のお子さんがこの症状が起こりやすかったのですが、今では社会人でも発症しています。生活リズムや気候の変化、精神的、社会的ストレスの複合的な原因で発症することが多いです。

 

その自律神経のバランスを整えてあげることで、起立性調節障害はもちろん、頭痛やめまいといった身体的症状を治していくことが可能なわけです。

 

周りの方で明らかに調子が悪かったり、極端な生活リズムの崩れや、ストレスを多く抱え頭痛になられている方がいれば、一度品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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これでも大学は工業系の中のパソコン系

頭痛治療家 片柳 亮輔