首の揉みすぎ厳禁!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

先日94年間動き続けた「としまえん」が閉園しました。よく考えれば戦時中から営業していたと考えると本当にすごいことです。

 

3年後にはハリーポッター。そして横浜にも新たに巨大エンターテイメント施設を建設するという噂を聞いています。

 

自然や治安にも配慮しつつ、素晴らしい施設が出来上がってほしいものです。

 

さて今日は患者さんとのお話の中でよく聞かれることなのですが、「自分やマッサージで首を揉んでもらうのは良い?」と聞かれることがあります。

 

結論から申し上げるとこれは「×」。できる限り控えた方が良いです。

当院の治療でも揉むようなことはほとんどなく、頚椎に対して優しい圧を加え、骨や神経を調整しているものになります。

 

ではなぜ頚椎を揉みほぐすことがよくないのか?

最も大きな理由は、首は体全体を調整する自律神経と非常に密接な関係があります。

外から強い力を加えることで、簡単に体に影響が出てしまいます。思っている以上にデリケートなので、マッサージやご自身でゴリゴリと押すようなことはおすすめできません。

 

揉みすぎるとコリが増幅して副交感神経の働きが阻害され、交感神経とのバランスが崩れてしまいます。

ここで交感神経が優位な状態を起こすと、頭痛はもちろん、脈が早くなる、血圧が上昇する。胃の活動がコントロールできなくなったり、様々な体調不良に繋がります。

 

こうした症状が約30種類にも及びます。

 

もう一点揉むことがよくない理由として、頚椎の血管にプラーク(血管のカス)や血栓が剥がれ落ち、最悪脳梗塞になる恐れもあります。特に高齢になるとプラークは発生しやすいものです。

 

また揉みほぐすことで筋肉や靭帯に何らかの影響が出ると、頚椎を固定している関節にも不調が生じ、頭をあげるときの首に揺れが起こり、ずれてしまうケースも多いです。

 

こうゆう原因から脳へ血流や酸素の供給が悪くなり、頭痛になる可能性も高くなります。

もう一点は「うつ症状」への懸念です。

 

首の不調によって約30種の不調が同時多発的に起きてきます。

そうなるとあらゆる病院や薬を多用することになるのですが、全ての症状をなかなか完治することができず、体だけでは気持ちにまでその影響が出てきてしまい、自律神経のうつ病を発症するリスクまで存在するわけです。

 

以上の理由から特に首は安易に揉みほぐすことはしない方が良いです。

 

首周辺の異常からくる頭痛や自律神経、不調について治療はできる限り専門性の高い治療院や病院で行ってもらうようにしましょう。

 

品川の頭痛専門やなぎ整体院もその専門の1つになります。

首の不調からくる頭痛で悩まれている方は1度治療を受けてみてください。

→揉むではなく首を治す。をしたい方はコチラ

 

指圧感ゼロ治療で頭痛を治せる

頭痛治療家 片柳 亮輔