高血圧頭痛に要注意!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

昨日お伝えしていたように今日は朝から寒い!

そう感じられた方も多いのではないでしょうか。

 

布団も毛布だけでは限界で、厚手の布団が必要です。またこのように寒い時期になると温かい鍋物が食べたくなりますね。

 

またこれだけ前日との気温差や朝が寒いと気を付けないといけないのが、「血圧」です。

 

高血圧の方は変動が起こりやすい季節です。また高血圧の方が起こりやすいのが実は頭痛です。高血圧との関連はあまり重要視されていませんが、頭痛を起こす方は少なくありません。

 

そんな高血圧ですが症状で持っている方、予備軍と合わせると約4300万人にものぼります。

 

頭痛を症状で持っている方も約3000万人いますので、単純計算で足すとなんと7000万人以上!

日本人の2/3以上ということになります。

 

この高血圧で頭痛になる方の症状の出方は通常と少し違います。

 

仮に血圧が上昇しても、体には脳の血流を正常に維持するシステムが備わっているので、通常は脳の血流圧は影響を受けず高くなりません。

それにも関わらず頭痛が起こるのは、脳内に何らかの異常や変化が生じている可能性があります。

 

そのため高血圧が持病を持っている頭痛患者さんにはまずMRIでの検査を進めています。

その理由は頭痛と高血圧がセットの場合は、高血圧性脳症や脳出血などの重大な病菌のリスクが高いことがわかってきているためです。

 

高血圧によって起こる頭痛とセットで起こるものとして気を付けないといけないのは、脳出血や脳梗塞です。

その中でもう1つ注意すべきこととして「高血圧性脳症」というのがあります。

 

脳の血流は、様々な調節機能によってコントロールされています。その代表的なものは、血液中の二酸化炭素を介した化学的調節機能と、脳の血管周辺にある自律神経系の作用による調節機能です。

 

脳が活動することで二酸化炭素が増えると血管が拡張し、代謝が低下すると二酸化炭素も減少して血管が収縮することで、脳の血液循環を一定に保つ機能です。

 

もう1つは自律神経のが障害が受けると脳の血流に変化が生じることから、自律神経系が脳の血液循環に重要な役目を果たしているのです。

 

ところが、何らかの理由でこれらの調節機能の限界を超える事態が生じることがあります。

 

その原因の1つとして、急激な高血圧や長期間継続する高血圧が指摘されています。

個人差はありますが、目安として収縮期血圧が210以上。もしくは拡張期血圧が120を超えるケースでは注意が必要となります。

 

このような状態になると、代謝異常などによって脳に水分が溜まり浮腫んでしまい、頭蓋血圧が上昇していきます。

結果、神経が刺激され、頭痛が起こると考えられます。

特に、早朝に頭痛が起こりやすいという傾向です。

 

この状態を「高血圧性脳症」と言います。

頭痛はもちろんですが、嘔吐を伴うこともあり、頭蓋内圧の上昇状態が続くと意識障害や視力障害というリスクも発生します。

 

 

このような状態にならないようにするためにも日常の中で、急な血圧症状を防ぐようにしましょう。

あとはなんといっても生活習慣の見直しが高血圧と頭痛の予防につながります。

 

ただ何をしても頭痛の症状が良くならない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

→MRIでも異常なしの頭痛の方はコチラ

 

 

逆に血圧が低く、健康診断の時に指摘を受ける

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔