低髄液圧症候群と脳脊髄液減少症

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

今日は私の治療院のある大井町ではハロウィーンのお祭りが行われています。コロナウイルスの影響もありかなり縮小して行われていますが、子供達が思い思いの仮装をしています。

 

その中でも今の流行である「鬼滅の刃」関連の仮装がとても多いです。

この社会現象は本当に凄いですね。

 

さて前回のブログでは「膠原病」の頭痛について触れさせていただきましたが、今回も少し難しい病名シリーズでやなぎ整体院の患者さんでもお医者さんからこの病名の頭痛と診断され、来院されていたという内容をご紹介させていただきます。

 

その病名が「低髄液圧症候群と脳脊髄液減少症」というものです。

まずどのような症状と内容についてです。

 

そのためにはまず頭蓋骨内の構造について簡単に触れさせていただきます。

頭蓋骨内の構成は、脳が80%・血管が10%・髄液腔が10%で構成されており、成人の髄液量は大体140ml程度とされています。これらは硬膜、くも膜という幕に包まれ存在しています。

この髄液は、脳室内で1日に約500ml作られ、脳内を循環しながらバランスを保っています。

 

この髄液腔を包む硬膜、くも膜に何らかの理由で穴があき、髄液が漏れると、内部の水と共に脳が動き、、痛覚のある脳神経、脳の血管や頭蓋底の硬膜が刺激され、痛みを感じます。

これを低髄液圧症候群の頭痛は「牽引性頭痛」というのに分類されます。

特に立位になった際に痛みを感じやすく、髄液が多く存在する頭蓋が、髄液の漏出部位より相対的位置が高くなり、髄液の漏出量が増えるためと考えられています。

 

またこの髄液減少がアデノシンという体の中の物質が活性されると頭痛が起こるとされています。

 

このように痛みが起こる原理まではある程度解明されているのですが、原因についてはまだはっきりとしていません。

鞭打ちや外傷によって起こるとの見解もあります。

 

お医者さんによる頭痛治療も1つの方法です。ただもしその頭痛治療に疑問や不安があるようでしたら品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

 

あなたをツラい頭痛から解放できます。

→ツラい頭痛から解放されたい方はこちら。

 

 

ようやく「鬼滅の刃」を見出した

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔