中国医学から見る耳鳴りの原因。

みなさんこんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

本格的な冬を前にインフルエンザ以上にコロナウイルスが再流行の様相を見せてきています。

「危機」という言葉を報道や政府でも伝えられていますが、病院関係者の方々から言わすと、第1波から今まで隙間なくコロナ関連は忙しいということも伝えられていました。

 

私はどうしても感染者数の数字を意識してしまいがちですが、そうではなく数字に踊らされることなく、今自分できることを意識し、実践しながら、気を張りすぎないことも大切なのかな。

と勝手ながら感じてニュースを見ていました。

 

 

そのようなストレスや当院の頭痛の患者さんでも非常に多いのが「耳鳴り」。

この耳鳴りは耳鼻科や内科で検査しても異常が見当たることが少ない、謎の多い不調とされています。

 

中国医学では体内に余分な熱が溜まっていることによって起こると考えられています。

熱は様々な影響を及ぼすわけですが、耳に不調が出るケースの多くは「腎(じん)」が関係しています。

 

腎とは中医学でいう体の5つの基本システム「五行」のうちの1つで、それぞれ呼応する器官があり、腎に対応しているのが耳だからです。

腎は、水分よ熱、両方のバランスを保つところで、腎に潤いが足りない「腎陰居」になると熱があまり暴走し、耳にも影響するのです。

 

熱は、本来澄み渡っているべき頭を曇らせ、音の聞こえを阻害します。その結果耳は外からの音をキャッチしようと感度を上げる。その過剰な反応の表れが「耳鳴り」というわけです。

 

熱をこもらせず、腎を健康に保つことが大切ですが、そのためには過剰な熱を生む原因を避けることが先決です。

なんでもそうですが、暴飲暴食を控え、特に脂っこいものの食べ過ぎに注意しましょう。

「脾(ひ)」や肝に熱が溜まり、それが腎の乾燥も招きます。

 

もう1つもお馴染みのストレス。

イライラや不安は体の中の熱を生み出すだけでなく、気のスムーズな循環を妨げます。

気が滞ると、熱はさらにひとところに溜まりやすくなります。

特に細身で舌が赤く、お腹にガスが溜まりやすい人は、気滞になりやすいタイプです。

 

原因はよくある2つなだけに、ここを悪くさせると、耳鳴りにだけではなく、頭痛や吐き気、めまいなど連動して体調を崩しやすくなります。

 

周りを見ながら生活をすることもとっても大切ですが、時には自分自身を見つめ、マイペースに生活してみてはいかがでしょうか。

 

それでも耳鳴りや頭痛などがひどい方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

→痛みや不快感から解決したい方はこちら。

 

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品川の頭痛治療家 片柳亮輔