寒暖差アレルギー

みなさんこんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

今日から12月。今年も残すところあと1ヶ月になりました。

コロナ一色の1年になりかけていますので、最後の1ヶ月悔いを残さないようにしましょう。

 

流行語も「3密」になってしまいましたし。

 

さて私もそうなのですが、この時期になると風邪でもないのに「咳やくしゃみ」が多発する方が多いですよね。

 

これは実は寒暖差アレルギーの特徴なのです。

この症状はアレルギー性の症状に類似しているため、「寒暖差アレルギー」。別名は「血管運動性鼻炎」と医学的には呼ばれています。

 

アレルギーであれば、何らかの抗原(原因物質)に対し、体内の免疫が過剰反応することで症状が出るため、検査をすると花粉やホコリなどの原因物質が見つかります。

 

一方で、血管運動性鼻炎は寒暖差によって自律神経のバランスが崩れることが原因です。

その結果、通常であれば寒い時は、鼻の粘膜の血管が収縮、暑い時は拡張するところ、調節がうまく行かなくなり、鼻の不調や頭痛につながるのです。

 

他のアレルギーと異なる点は、目の痒みがないことも特徴的です。

 

また、自律神経の乱れからだるさを覚えることも少なくないため、心配されやすいものとして風邪や感染症もあり得ますが、血管運動性鼻炎では発熱が見られないことが区別のポイントのため、しばらくすると症状が治まることも重要な鑑別点です。

予防としては太い血管の通っている人の3つの首、首・手首・足首を覆うことで寒さを軽減することができます。

マフラー・手袋・レッグウォーマーなどです。

 

ただそれでも寒暖差アレルギーが治らず、体調不良や頭痛を頻発してしまう方もいます。

その場合は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

→アレルギー頭痛を治したい方はコチラ

 

くしゃみをすると鼻が詰まる

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔