安に市販薬に頼りすぎないこと!

みなさんこんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

最近またコロナウイルスの話題一色ですが、本来はこの時期は例年インフルエンザシーズン真っ只中ですよね。

 

私ごとでインフルエンザで思い出すのは忘れもしない、成人式の時です。

前日大学の野球部で行脚(あんぎゃ)と言って、健康と安全祈願のため、習志野市から成田山新勝寺まで夜中ひたすら歩くという行事がありました。

 

それが毎年成人式の前日で、その行脚をしていたら途中から体調が一気に悪くなり、インフルエンザにかかってしまい成人式に出れなかったという笑えるエピソードを持っています。

 

コロナウイルスはもちろん危険ですが、インフルエンザや風邪だって同じです。くれぐれも体調管理は徹底してくださいね。

 

今日はそんな風邪薬に関する内容です。

 

咳や頭痛、発熱、喉の痛みなどで、まずは風邪薬を飲もうとされる方も多いと思います。

実はこの市販薬。治すのを遅らせてしまうこともなりかねないのです。

 

市販の薬というのはいずれも「風邪の諸症状の緩和」です。

その説明には「喉の痛み、発熱、咳、鼻水、鼻詰まり、頭痛。各部位の痛み、悪寒」とあり、風邪薬は大体同様の記載です。

 

つまりどのような風邪の諸症状が出ても、まずは抑えるだけのもので全て対処療法的な効果でしかありません。

風邪の原因となっているウイルスを撃退するという効果はないということなのです。

 

風邪というのはほぼ90%が、ライノウイルスやコロナウイルスなどのウイルスです。このウイルスが、各細胞に入り込んで増殖し、炎症を起こした状態が風邪です。

 

そのため風邪薬に含まれる成分は、原因となるウイルスを攻撃して、消滅作用はありません。そのため風邪が治るわけではないのです。

 

コロナウイルスにしても風邪にしても、原因ウイルスを退治できるのは、体に備わっている免疫でしかないのです。

侵入してきたウイルスを免疫システムが察知し、機能をかいじしてウイルスを攻撃し、消滅させるのです。

 

そしてこの免疫は体温が高い方に活発に働きます。

しかし、解熱鎮痛剤を含む風邪薬を飲んで、無理に体温を下げてしまうと、免疫の機能が低下し、ウイルスを攻撃する力が弱ってしまうのです。

 

もう一点気を付ける点は副作用です。

症状の悪化はもちろん、粘膜系に副作用が出てくると非常に厄介です。

 

なので頭痛や、発熱でツラいからと言って安に市販薬を飲むことを気を付けるようにしましょう。

 

風邪は病院ですが、頭痛で薬を飲んでも病院に行っても治らない場合は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

→毎日頭痛薬を飲み続けるのをやめたい方はコチラ。

 

市販の頭痛薬1錠で即副作用が出た

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔