みなさんこんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。
今日天気の長期予報を聞いていたら、1月は落ち着いている気候ということですが、2月は例年波の寒波がやってくるそうです。
東京はここ最近雪の影響はありませんが、日本海側では大雪に見舞われてとても大変な事態になっているそうです。
首都圏でも雪が普段は降らないからといって、気を抜かないように生活していきましょう。
そしてこんな寒い時期こそ絶対に欠かせないもの。
それが暖房器具ですよね。
ただこの暖房器具によって頭痛やめまい、頭がボーッとするなどの不調が思い当たる方、その不調を放置すると頭痛を始め、体調不良の大きな引き金になるかもしれません。
それが「暖房病」というものです。
この「暖房病」は正式な病気の名前ではなく、暖房器具使用時に起こる体の不調全般のことを指します。
また全ての方が不調に陥るわけではなく、個人差があります。
主な症状として頭痛や頭重感、めまい、息苦しさ、吐き気、のぼせ、眠気などを感じる人が多く、中には暖房器具を全く使うことが出来ないほど強い症状を感じることもあります。
この原因は主に3点あります。
1つ目。空気が温められること。
温められる一方で天井側が暖かく、足元に近いと冷えることになります。
ただ人間の血流は通常頭に流れやすく、下半身に流れづらい為、寒い場所で何も対策しなければ下半身だけが冷えた状態になります。
また寒い屋外から急に暖かすぎる屋内に入ることも不調の原因の1つです。
急な温度変化に対応しきれないと自律神経が乱れ、身体不調が引き起こされます。
2点目は簡素位による脱水。
暖房器具により、水分量が減るのではなく、室温が上がることにより、空気中の飽和水蒸気量が増え、空気中の水分量が変わらなくても相対的に湿度が下がってしまうからです。
冬の喉の渇きは感じづらい為、意識をしなければ水分不足に陥りがちです。
その結果脱水症状になり、頭痛やめまいにとどまらず大きな不調の原因となります。
3つ目は一酸化炭素です。
特に石油ストーブ、ガスストーブ、ファンヒーターなどの解放型暖房器具に使用されている場合、当てはまりやすいです。
これらの器具は空気中の酸素を使って燃焼し、排気ガスを出しているので、屋内の空気は汚染され、酸素濃度が低下、非常に毒性の高い一酸化炭素が増加してしまうことが特徴です。
その症状として、頭痛や吐き気、めまいなどの症状があらわれやすいです。
以上を少しでも防げれるように、直接体を温めることを意識しましょう。
今はコロナやインフルエンザをはじめ、様々なウイルスの予防がありますが、身近な暖房器具にも十分注意して生活をしましょう。
そんな激しいツラい頭痛で悩まれている方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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昔はこたつ大好きだった
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔