みなさんこんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。
野球好きの私にとって非常に興味のある話題が1つ。
メジャーリーガーの田中将大投手がプロ野球に戻ってくるというニュースです。
どうしても盛り上がりにくい話題が多い中で、スポーツでこうゆう話題が生まれるの
は個人的にとても嬉しいなと思いました。
今はまだ観客を動員して野球観戦とはいかないかもしれませんが、夏ぐらいにはビール
片手に野球観戦をしたいですね。
夏場のプロ野球とビールはもはや風物詩のようなものですから。
されたことない方は一度ぜひやってみてください。
喉越しがたまらないですよ。
さて喉ごしといえば、最近唾液が出にくくなっている方が増えてきています。
なぜ唾液が出にくくなっていることをフォーカスしたかというと、意外にすごい力が備わっているためです。
今日はその唾液の知られざるパワーについてお伝えしたいと思います。
頭痛に関連することも多く含まれています。
そもそも唾液というのは、99%が水分ですが、残りの1%に100種類以上の成分が含まれています。
それが様々な病気の予防や心身の健康に影響を及ぼすことがわかっています。
唾液に含まれる成分の一部は血管を通じて全身に運ばれていくのです。
その結果いろいろな作用が期待できるのです。
唾液は1日に1000mlくらい出ています。しかし昨今はマスク生活によるストレス、喉の渇きを感じにくいことによる水分の摂取不足、顔の筋肉を動かさないことなどで唾液の量が減っているのです。
そんな唾液の力の中で特に頭痛患者さんに良いものを抜粋してお伝えできればと思います。
・睡眠の質を高めて、快眠を促します。
健康に関わる様々な成分が唾液には含まれています。そのうちの1つがメラトニンです。
メラトニンは脳やカラダを睡眠に入りやすい状態にするホルモンです。主に脳の松果体という部分で作られていますが、唾液腺からも分泌されていることがわかっています。
メラトニンは夜になるとその分泌量が増し、脳や体を眠りに誘う。脳だけでなく唾液腺も快眠に一役買っている可能性が大いにあります。
・メンタルの落ち込みを防止する。
唾液腺からはBDNFという成長因子も出ています。脳の神経細胞に働きかけて分化や増殖を促す脳由来の神経細胞の栄養です。脳由来と言いながら唾液腺からも出ているのがすごいですね。
この成長因子にはストレスによる脳の神経細胞へのダメージを抑える働きがあります。脳内のBDNFが増えるとストレス耐性が上がることが証明されており、唾液力はメンタル強化にもつながっています。
・脳も体もアンチエイジング
先ほどのBDNFと同じく、脳の神経の働きを助けるのがNGFという成長因子です。こちらは神経細胞の活動を促したり、細胞の修復などがメインです。脳の老化を抑えて若返りを促すアンチエイジング効果。
また、唾液から大量に分泌される糖タンパクのラクトフェリンには、細胞の老化を抑える抗酸化作用もあります。細胞を傷つける活性酸素の働きを抑制し、全身の細胞の廊下を防ぎます。
以上のように一部を抜粋しただけでも唾液にはかなりの能力があり、頭痛や精神面でも大きな効果を生んでくれます。
とっても身近なもので、つい無意識になりがちですが唾液を大切にしながら頭痛や体調不良を予防していきましょう。
そして何よりも少しでも早く頭痛を治したい方はこちら。
飲み物は喉越しが一番大切だと思っている
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔