みなさんこんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。
いつの間にか2021年も2月に突入。
そして今日は本当に暖かい陽気でしたね。
ただまだまだ寒暖差は大きいのでくれぐれも体調管理を抜かりなく行なっていきましょう。
さて今日はこの寒い時期もそうですが、就寝中に歯ぎしりをしてしまう人が多いかと思います。
睡眠中の歯ぎしり・食いしばりは8~16%の人がしていると言われています。
歯ぎしりと食いしばりは歯や顎の病気だけでなく、全身の病気に繋がることがあるため、放置しておくのはよくありません。
頭痛の原因であることもしばしばあります。
一方で完全に歯ぎしりや食いしばりがなくなると、別の問題が発生する可能性もあります。
歯ぎしりの原因は主に、「ストレス」・「習慣」・「かみ合わせ、骨格」・「子供特有」以上の種類があるわけですが、最も多いのはストレス。
そのため歯ぎしりや食いしばりの根本を治すには、日頃のストレスを取り除くことが重要です。
ただ強引に直そうとすると、別の問題が発生することもあります。
過度のストレスは人の体に悪影響。
頭痛はじめ、気管支喘息・高血圧症・胃潰瘍や糖尿病、めまいや難聴、うつが直接的な原因です。
仕組みとしてはこのような感じです。
ストレス→体が危険を感じて、血圧や血糖値を上げて臨戦態勢をとる。
→この状態が続くと、本来の血圧や血糖値を安定させる機能が低下する。→不眠、慢性的な疲労、免疫の低下など心身共にダメージになる。
過度なストレスがかかり続けると、体が故障するわけですが、故障したホメオスタシスを修理してくれるのが「アロスタシス」と呼ばれる仕組みです。
アロスタシスは、ストレスが原因で起きるホメオスタシスの乱れを、あえてエネルギーを使うことで安定させる役割を持っています。
ストレスが溜まり、怒鳴りたくなったり、蹴飛ばしたくなったり、大声で泣きたくなったりするのは、アロスタシスの一種です。
ということは歯ぎしりや食いしばり、このアロスタシスの一種なのでは無いかと考えられます。
口は元々は「攻撃する」という役割もあり、そう考えると歯ぎしりや食いしばりは「口という武器を使うことでエネルギーを解放する」という行為といえます。
したがって歯ぎしり・食いしばりを治すということは、もしかするとその人のアロスタシスを停止させることにつながるかもしれないです。
なので簡単に停止させてはいけないわけです。
でもそのままにしていても良くありません。
歯ぎしりや食いしばりの噛む力は、自分の体重の2〜5倍とされています。
つまり女性でも100キロ以上の力が毎日かかっているのです。
以上の理由からストレスを抑え込むことも良くないですが、歯ぎしり自体も無くしてしまうと人間のストレスを発散させる機能を抑え込んでしまうわけです。
そんな歯ぎしりや食いしばり、ストレスが原因の頭痛から救われたい方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。→頭痛治療ご希望の方はこちら
夜中の食いしばりがすごいらしい
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔