みなさんこんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。
今年の4月から新1年生になるお子さんがいる患者さんとお話ししていて、個人的にびっくりすることがあったので共有させていただきます。
ランドセルって少なくとも東京は強制ではないことをご存知でしたか?
自分はてっきり小学生はランドセルは必須かと思っていましたが、そんなこともなかったみたいです。
ただ指定されているものがあった方が親御さんたちは準備しやすいのですかね。
今日はそんな患者さんの話題なのですが、頭痛の患者さんの中には血圧が高めの方も多くおられます。
その高血圧が睡眠中に重大なことになりかねないので注意が必要という話題です。
「睡眠は薬に勝る」ということわざが海外にはあります。
ただこの睡眠の時間に心筋梗塞などで国内で15万人が発症し、そのうち4万人が亡くなっているのです。
この大きな原因を占めるのが動脈硬化です。文字通り血管が硬くなることを指します。
血管は普段はしなやかさを利用して全身にくまなく血液を送っているが、柔軟性が失われると心臓の負担が増大します。さらに、血管の内側が脆くなると、「こぶ」が血管の壁に形成され、血管を狭くしたり、つまらせることもあります。
この動脈硬化の原因が高血圧が主な原因とされます。
また恐いのは本人が正常値だと思っている人の中にも、実は高血圧の人がいるのです。
通常なら、自律神経の働きによって就寝後、徐々に血圧が低下し、朝の起床時にむけて上昇していきます。しかし夜になっても下がらない人もいて、これを「夜間高血圧」と呼びます。
夜間高血圧を含め、高血圧と診断される人の90%が生活習慣などによる原因不明の「本態性高血圧症」というものです。
夜間高血圧は睡眠時無呼吸症候群と関係するとも指摘されています。
仕組みとしては、無呼吸状態から呼吸が再開される際に脳が覚醒状態になり、本来優位であるはずの副交感神経に代わって、交感神経が働くためではないかといわれています。
無呼吸症候群は、肥満や顎が小さかったり、首回りに皮下脂肪がついている人は気道の断面積が小さくなりがちで、なりやすいとされています。
ちなみにこの夜間高血圧の可能性を測る指標としては、朝起きて30分以内に血圧を測ります。
上が135mmHg、下が85mmHgを超える場合は注意です。
自覚症状がなくても高血圧患者は国内1400万人いるとされています。
つまりそれだけ可能性がある方が世の中には多く、それと同時にこの高血圧や無呼吸症候群によって頭痛を誘発されやすい人が多いということです。
もし血圧に大きな異常がなくても頭痛だけは全く治らない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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いつになっても低血圧
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔