浅い呼吸!隠れ酸欠

みなさんこんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。

 

1都3県では緊急事態宣言が延長となりました。

東京都が解除されないことによって、緊急事態が解除されている都道府県の飲食店の売上に影響が出ているようです。

普通に居酒屋で早くお酒が飲みたいですね。

 

さて今日は背骨沿いが硬い方の原因No.1である呼吸についてです。

当院の頭痛患者さんも私もそうですが、いつの間にか呼吸が浅くなり、背中がパンパンになってしまっている方が非常に多いです。

 

そうなると頭痛はじめ、疲労感が残ったり、コリがなかなか治らないという状態に陥ります。

 

つまり酸欠なのですが、その中でもいつの間にか酸欠になってしまっているので、「隠れ酸欠」ともいえます。

なぜ呼吸が浅くなるかというと、ストレスに晒され続けたり、悪い姿勢のなま長時間過ごしたりしているためです。

それがいつの間にか「いつもの呼吸」になってしまい、体に取り込む酸素量も減っていきます。

その結果、気づかないうちに体の中で酸素不足が進むのです。

 

今はコロナウイルスの影響でマスクが必須になっているので、なおさら酸素の摂取量は減ってしまいます。ではどうすれば酸素不足が解消できるのか?

 

その重要なポイントは、硬くなった「横隔膜」を柔らかくすることです。

この横隔膜を硬くする最大の要因がストレス。ストレスがかかると筋肉が硬くなり、呼吸も浅くなって動きが悪くなります。そのため、他の筋肉よりもストレスの影響を受けやすくなるのです。

 

もう1つが姿勢の悪さ。

ただなぜ姿勢が悪いと横隔膜が硬くなるのか?

 

では試しに前屈みになって背中を曲げ、思い切り猫背になってみてください。

横隔膜のあるお腹と胸の間が、ギュッと縮んでしまいます。この状態のままで呼吸をすると、空気を少ししか吸い込めず、吐き出す量も少なくなることが体感できます。

このように常に猫背や前屈みの姿勢で横隔膜と圧迫し続けることで、横隔膜は硬く動きづらくなるのです。

 

また当然ながら高齢の場合、ここに「加齢」というの加わります。

そのためさらに横隔膜は硬く縮みやすくなるわけです。

 

これだけの要因があるものの、普段何気なくできてしまうことなので、その状態に慣れてしまい「隠れ酸欠」になっていくのです。

高齢者の多くは腹式呼吸ができず、できたとしても吸った息を10秒間かけて吐き続けることができないことが多いです。

 

いつの間にか「隠れ酸欠」になり、頭痛や体調不良となっている方も多いのではないでしょうか。

特に頭痛や自律神経の乱れの影響が出て、毎日ツラい思いをされている方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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人に言いながら自分も意識しないといけない

 

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔