みなさんこんにちは。頭痛治療家の片柳亮輔です。
昨年中止となった春の選抜甲子園が一昨日開会を迎えました。
いくつになっても甲子園を見るのは楽しいですね。
もちろんプロの野球も面白いですが、高校生の気迫感じるプレーを見ていると
なぜか自分も野球がしたくなってきます。
何よりも開幕されたことが本当に嬉しいです。
どこの高校もみんなで応援しましょう!
さて今日は偏頭痛の不思議な現象「幻臭」についてご紹介させていただきます。
偏頭痛といえば、光過敏や音過敏、嗅覚過敏をよく聞くかと思いますが、幻視、幻聴、幻臭というのも実は存在するのです。
その中でも幻臭は偏頭痛の前兆として見られることも多いですが、頭痛とは無関係に幻臭のみが生じることもあります。この幻臭は子供の偏頭痛に多いというデータもあります。
また、偏頭痛以外にも群発頭痛でも生じることがあります。
この幻臭も幻聴も神経の異常になるので、緊張型頭痛で見られることはありません。そのため幻臭のような状態を感じたら、偏頭痛の可能性が高いわけです。
一方でやはりまれな症状ではあるので、偏頭痛の根拠にならないのも事実です。
ただ頭痛があって幻臭を感じている方は、偏頭痛と判断するのが自然なわけです。
ではそもそも幻臭が起きる要因はなんなのか?
それははっきりと解明されているわけではありませんが、中枢神経と末梢神経の両方で異常が起きている可能性があります。
嗅覚を感じる大脳皮質が機能障害が起きている原因がよくあります。
一時的な発作で出るのも血流や体内の微弱な電流で説明がつきます。
てんかんや自律神経発作では異臭の前兆が多いです。その後、発作が大脳に広がって意識障害を起こすわけです。
偏頭痛では三叉神経で炎症が起きて頭痛となります。鼻粘膜で感じる嗅覚は嗅神経の機能ですが、同じ三叉神経が関係します。
そのため鼻粘膜で神経の炎症が起きたら、嗅神経も刺激を受けて、正常はない匂いを感じることがあり得ます。
まとめると偏頭痛では幻視、幻聴、幻臭が起こりえて、医師も見逃してしまっている可能性が大いにあります。
もしあなたの症状がこちらに該当するようでしたら、当院にご連絡ください。
通常の頭痛はもちろんですが、閃輝暗点やめまい、耳鳴りと同様にこの幻臭も体からツラいという信号です。
ほったらかしにしておくと状況は悪くなる一方なので、まずやなぎ整体院に少しでも早くご連絡いただければと思います。
当院では、こちらの症状にも対応できる治療法なのでご安心ください。
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最も得意な感覚は視覚
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔