あなたはどのタイプ?

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

ただいま太平洋の南に台風2号が発生しているようです。

この時期はまだ海水温が低い為、日本列島に近づいてくる可能性は低いということですが、季節が変わってきていることを実感しますね。

ここ朝晩が結構冷え込みますが。

 

さてそんな気温や気圧の変化が激しいこの時期。また新生活がスタートしている方も多くいる為疲労がとても溜まりやすいです。

 

そんな体調をコントロールできる身近なものが「食事」。

食べ物には、体に影響を与える様々な力があります。

 

体の症状や不調を考える上で重要なのは、その人がこれまで何を食べてきて、今に至るのか。

食事の内容で、体の状態は把握できるようになっています。

 

不調になったら薬を飲んで落ち着かせることも大事ですが、食生活を見直していくことは非常に大切です。

漢方では、人の体は「気・血・水」という3つの要素から成り立っていると考えます。

「気」は生命の源となるエネルギー。「血」は栄養を身体中に届ける血液。「水」は血液以外の体液全て。この3つのバランスが崩れると不調が生じます。

 

「気・血・水」それぞれが、不足しているか、あるいは滞っている中で、体質をキキョ・キタイ・ケッキョ・オケツ・インキョ・タンシツの6つに分類します。

今日はその6つの体質についてご紹介いたします。

 

気虚(キキョ)

・体が疲れやすい・無気力感・汗をかきやすい・風邪をひきやすい・手足が冷える

・息切れしやすい・下痢になりやすい・食欲があまりない

→気が不足している。

体温の維持や新陳代謝がうまくできず、疲労感があります。エネルギー補給にホクホクした食べ物を。

 

気滞(キタイ)

・怒りっぽい・ため息をよくつく・ゲップがよく出る・オナラがよく出る・生活が不規則

●頭痛がする!・便秘と下痢を繰り返す・喉や胸がつかえる

→気が停滞している

頭痛が起こりやすい方はこの気滞がポイントです!

ストレスや過労で自律神経系をコントロールできず、イライラや不安、不眠などの症状があらわれやすい状態です。香りの良い野菜や酸味をとることがおすすめです。

 

血虚(ケッキョ)

・顔色が悪い・立ちくらみ・眠りが浅い・皮膚にツヤがない・足がつりやすい・肌がカサカサする

・目が疲れやすい・動悸、息切れがする

→血が不足している

肌や臓器に栄養が行き渡っていない状態です。クラクラとめまいがする場合も。血を補う、黒い食べ物を意識して摂取しましょう。

 

瘀血(オケツ)

・顔色、唇の色が悪い●頭痛がする・肩こりに悩んでいる・手足が冷えやすい・あざが出来やすい

・クマがある・肌がざらざらしている・シミ、そばかすがある

→血が停滞

ここも頭痛の方は注目!運動不足や冷え、ストレスなどで血流が滞っている状態、血をサラサラにする食材を積極的に取りましょう。肉より魚。冷たいものは厳禁。

 

陰虚(インキョ)

・微熱・口や喉が乾く・耳鳴りがする時がある・便がコロコロ・肌や髪が乾燥気味

・のぼせやすい・空咳がよく出る・冷たい飲み物が好き

→水が不足している

体に熱がこもり、肌や喉が乾燥しています。飲み物ではなく、食材で潤しましょう。酸味と甘味を一緒に取るのが効果的です。

 

痰湿(タンシツ)

・全身が重くてだるい・お酒をよく飲む・揚げ物をよく食べる・にきびが出来やすい・太っている

・痰が時々絡む・下の苔が厚い・甘いものが好き

→体の中に水が停滞しています。

代謝が悪く、飲食物が処理できずに溜まった状態。食物繊維をたっぷり取りましょう。水分の取り過ぎに注意。動物性脂肪やお酒、甘いものも控えるよう心がけましょう。

 

以上のように食習慣を心がけるだけでも体調の原因や変化が見えやすいです。

コロナで外食のしにくい今だからこそ、食事の内容を少し意識しながら生活してみてはいかがでしょうか。

それでも頭痛や原因不明の体調不良が回復しない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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頭痛情報通になりたい

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔