みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
ゴールデンウィーク真っ只中ですがいかがお過ごしでしょうか?
新幹線や飛行機は通常時と比較すると、50%減ほどだそうですが、昨年と比較すると増えているそうです。
高速も各方面で渋滞もあるとのことです。でもせっかくのゴールデンウィークだからどこかに行きたくなりますよねぇ。
そんなゴールデンウィークに疲れをとっておきたい部位である「脳」について今回ご紹介。
この「脳疲労」という言葉が増えてきていますが、実はその疲労物質も特定されず、実は正確に何を意味するのかも今のところわかっていません。
ただこれまでの身体の疲労では説明できない疲れ方をしている人が増えているのは事実であり、そのような脳が疲れている人は、「自律神経のバランスが崩れている」と推測されます。
その「脳疲労」が引き起こす2つのメカニズムがあります。
まず脳が疲れやすい理由の1つとして、「気付きの力の低下」がその要因の1つと考えられています。
現代では、自分ののうや心にどれぐらいの負荷が加わっているかということを、きちんと感じることが難しくなっているのです。
その背景にあるのは、「情報過多」です。2000年から2020年までの20年間で、世の中でやり取りされる情報量が1万倍になったという結果もあります。情報機器に囲まれ、常にスマホなどに通知が届き、注意力が外からの情報を処理することに使われるために、自分の内面に気づけなくなっているのです。
もちろん次々に届く情報を処理すること自体にも脳のリソースは使われるため、そのことによる疲労の増大も脳疲労の大きな要因と言えます。
ではその「脳疲労」を防ぐために、考え方と行動を変えることです。
この脳疲労は主に前頭葉の疲労を軽減させることであり、要因は大きく2つ。1つは、「情報処理をし続ける」こと。そしてもう1つが「扁桃体の過剰な活動」です。
扁桃体は、脳にある「ネガティブ感情の中枢」で、前頭葉は自律神経の中枢であると同時に「理性の中枢」でもあります。
本体、動物である人間は、、理性の力がなければ怒りといったネガティブな感情を抑えられずに元々備えている攻撃性をひたすら発揮してしまいます。
でも、それでは社会的な生活をできないので、前頭葉が理性に力を働かせてネガティブな感情を抑え込んでいる。
つまりイライラや悲しんだり苦しんだりといった、ネガティブな感情をいただくことが扁桃体の過剰な活動を招き、その感情を抑えるために前頭葉を疲れさせてしまうのです。
その場合は単純にポジティブな感情になれることをすること。
専門的には「快刺激」と言いますが、自分が快いと感じるものを脳に与えることで、扁桃体の活動が穏やかになって、前頭葉が過剰に頑張る必要はなくなります。
そんな中、近年「リトリート」というものが注目されています。これは、「仕事や日常生活から離れ、自分と向き合い、心身をリラックスさせること。」
これも脳疲労の解決の1つでもあります。
ぜひこのゴールデンウィーク期間に「脳疲労」を解消する方法を探してみてください。
ただ、それでも疲労が取れず、こんな休みでもツラい頭痛が連日続いている場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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気持ちはいつもリトリート
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔