みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
九州はもう梅雨入りの便りが届いたということで、例年の19日も早いということです。
関東の梅雨入りも早いかもしれません。その分今年の夏はとても暑くなりそうです。
その頃にはコロナも少し落ち着いて、楽しい夏を満喫できるようになりたいですね。
さて今はなかなか外出することも難しく、自宅で夜遅くまで、スマホやパソコン、本を読んでいることが多くなっているのではないでしょうか。
スマホやパソコンはもちろんブルーライトなどで眼精疲労になりやすいですが、暗い中で本を読むこともよくないと良く聞きますが、どのようによくないのでしょうか?
これを取り上げた理由は眼精疲労は頭痛の大きな要因の1つになるため、今回取り上げさせて頂きました。
まずそもそも暗い場所で文字を読むことがお勧めできない理由の1つ。それは人は近くのものを見ているときは目が中央に寄り、いわゆる寄り目の状態になります。
この時、副交感神経が優位になり瞳孔が小さくなります。これらを総称して「近見反応」と呼びます。
さらに瞳孔は、網膜に受ける光の強さによって拡大したり収縮したりする「対光反応」というもので光の量を調節しています。そのため暗い場所でものを見ると瞳孔が大きくなります。
つまり暗い場所で文字を読むと、暗闇で瞳孔が大きく開いた状態と、近見反応によって瞳孔が小さくなる状態の相反する動作を同時に行うことになるのです。
これは目の自律神経系に負荷をかけて、眼精疲労の原因となり、視力に影響を与える可能性が大きいです、遺伝的要因以外の視力低下の場合、疲れ目も関係すると考えられるからです。
目は水晶体をカメラのレンズのように調節し、ピントを合わせます。毛様体筋という筋肉が調節していますが、眼精疲労によってこの筋肉の動きが悪くなるとピントが合いづらくなり、長期的には視力低下につながります。
また暗い部屋で本を読む。というシチュエーションはベッドなどで横になっていると思います。
その際、眼球は自律神経によって外側に回転します。これを「回旋」と言います。寝た状態で本を読むときは、目の周りの筋肉(外眼筋)を使い、この回旋を戻す必要があり、さらに疲労が溜まります。
電車や車内で文字を読むときにも同様の視線を固定するために外眼筋を使う必要があり、眼精疲労の原因となるのです。
その結果、眼精疲労が激しい頭痛や偏頭痛へと発展していきます。
もし眼精疲労からくる頭痛で悩まれている方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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夜パソコンを見ながらお酒を飲むのが至福。
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔