お茶で緊張をコントロール!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

突然ですが、みなさんは人前で話したり、プレゼンをする際に緊張はしたりしますか?

私は学生の頃から、新卒で入社した会社2年目ぐらいまでは、人前で話したりプレゼンしたりすると、すぐに顔が赤くなったり、汗をかいたり、話すのが早くなったりと緊張していることがとても多かったです。

 

その後はいつの間にかだいぶ慣れてしまい、普通にプレゼンや発表ができるようになったのですが、みなさんはいかがでしょうか?

この緊張が立て続けに起こると、体に大きなストレスという疲労が溜まってきてしまい、自律神経が乱れてツラい頭痛の原因となっていきます。

 

ではこんな私のように人前で緊張しいの場合に、うってつけの飲み物を今日は紹介させていただきます。

 

まず体の中には「自律神経」が存在しており、緊張時は交感神経が過度に働いている場合はほとんどです。

「やらないと!」「失敗できない!」といった感情が働き、「いつでも行動できるように」と緊張感をもった準備状態になります。

そこで効果的な飲み物の1つがお茶。

お茶には旨みや甘みの元となっているテアニンと呼ばれるアミノ酸の一種が豊富に入っているのですが、そのテアニンは。脳に達すると副交感神経に働きかけ、体全体をリラックスさせる効果があります。

 

お茶は品質によって値段に大きな差がありますが、高級とされているお茶ほどテアニンは多いと思ってください。

ただお茶で緊張をほぐすためには、淹れ方にコツがあります。「お茶は熱い方がいい」という人も多いのですが、高温のお湯でお茶を淹れると、テアニンだけでなくカテキンやカフェインといった苦味成分が多く溶け出します。

 

カテキンには抗酸化作用などの健康効果があり大切な成分ですが、カフェインは交感神経に働きかけるので、緊張をさらに高めてしまいます。なので、熱いお湯を使うのは避けるべきです。

40〜60℃程度のぬるいお湯でお茶を淹れると、テアニンをたくさん抽出できます。

 

 

ではその「テアニン」がどうして副交感神経に働きかけるのか少し説明していきます。

テアニンは体の中に入ると、腸で吸収され血管を通って脳に到達します。脳には、本当に必要なもの以外は入り込めないようにする血液脳関門というセキュリティ機能があるのですが、テアニンはそこをすり抜けられる性質を持っています。

 

脳に到達したテアニンは、脳の神経細胞にグルタミン酸が取り込まれそうになっているところに迫り、ストップをかけます。グルタミン酸には神経を興奮させる働きがあるのですが、テアニンはそれをガードして神経を落ち着かせてくれるという仕組みです。

さらにテアニンは、グルタミン酸から作られるGABAという物質を増やす働きもあります。GABAはグルタミンさんとは逆の性質である抑制系の神経伝達物質で、これも神経を落ち着かせる効果をもたらしてくれます。

 

 

緊張というのは、人間が必要な場面で力を発揮するために体に備えられた機能で、本来はポジティブなもの。

なので大事な場面で緊張してしまうことを嘆くのではなく、お茶で一服するゆとりや、テアニンやGABAの力を活かせれば、緊張をパフォーマンスの向上につなげることができます。

 

緊張の連続で自律神経が乱れることで、ツラい頭痛に悩まされている方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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昔は赤面している自分に赤面していた

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔