ホルモンって?

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

前回のブログで梅雨のことを少し書かせていただきましたが、今年の梅雨はなんとなくですが、長くなりそうな予感です。

すでに九州や東海地区では線状降水帯が出ていますので、くれぐれも気をつけられてくださいませ。

 

さて今日は人間の体の中に必ず存在している「ホルモン」について説明させていただきます。

頭痛患者さんで特に女性の方は、ホルモンバランスの乱れなどでツラい頭痛に悩まされることも多くありますよね。

 

ホルモンは体の元気のもとであり、少ない量で大きな効果を生みます。

例えるなら、50mプールに水をいっぱい貼って、その中にスプーン1杯分のホルモンんを入れて混ぜたぐらいの量で、血液中にはごく微量にしか含まれていません。

そんなホルモンは体の中に100種類以上あり、これからもまだ増えるとされています。

 

それだけの種類のホルモンはどこで作られているのか?

実は全身至る所で作られているのですが、元々は内分泌腺という特殊な細胞でホルモンがつくられ、血液中に流れて、遠く離れた標的となる細胞に到達して、そこで働くと考えれていました。

現在では、つくられた場所のすぐ隣にある細胞。または作られた細胞そのものに働くこともわかっています。

 

全身至る所でホルモンは作られますが、主な内分泌臓器を参考まであげてみました。

 

・脳下垂体:両目と両耳を結んだ線のところに脳にぶら下がった形で小指の先端ほどの小さなホルモン臓器。ここでは8種類ほどのホルモンが出て、全身の内分泌臓器にはたらくことから、ホルモンの司令塔とも言われます。

 

・甲状腺:喉のところに左右にまたがっており、全身の代謝を調節します。その甲状腺の左右、上と下の端に、マッチ棒の先程の大きさの副甲状腺に、上皮小体というのがり、カルシウムの代謝を調節します。

 

・お腹:空前型の左右の腎臓の上に被さる形で、平たい三角おむすび型の副腎があります。皮に当たる表面部分は皮質と言い、血圧維持やストレス時に必要なステロイドホルモンが出ます。

 

・膵臓:消化液を出す外分泌のほかに、内分泌細胞に集中しており、インスリンやグルガゴン、ソマトスタチンといったホルモンにより糖代謝を含めた脂質代謝の調節を行なっています。

 

・胃や腸には消化管ホルモンとまとめて呼ばれる多数のホルモンが作られ、消化吸収や消化管の運動調節や血糖調節をしている。

 

・腎臓からは、赤血球を増やすエリスロポイエチン、血圧関連のレニンというホルモンが出ます。

 

ホルモンはそれぞれ異なる働きを持っています。

体の健康を保つため、色々な機能を調節している潤滑油と言っても良いでしょう。

水分で言えば、体が水不足のときは、血圧を維持させるホルモンが出る、腎臓に働いて尿を濃縮させ水分が逃げるのを防ぐホルモンが出る。脳に働いて喉の渇き、口渇感を高めて水を飲ませるホルモンが出る。

このようにホルモンが働きには、ホルモンを受け取る窓口が必要で、受容体を呼ばれます。

 

体内に100種類以上あるホルモンですが、量は本当に微量。しかし体に与える影響は多大。そしてホルモンの量というには多すぎても少なすぎてもダメで、絶妙な量でなければなりません。

 

そのため、ホルモンバランスが乱れたりすると、頭痛や体調不良の引き金になるわけです。

当院では、ホルモンバランスの乱れによるツラい頭痛も治すことができる治療法です。

 

病院に行っても薬を飲んでも治らない頭痛でツラい思いをされている方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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梅雨は髪がゴワゴワ

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔