偏頭痛新薬「エムカルディ」

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、現在のコロナの「株」の意味をご存知でしょうか?

これは種類は同じでその中で少し分類が違うという意味で「株」と名付けられているようです。

 

最初はいわゆる「株式」のようなイメージで持たれることもあるかもしれないですね。

 

今日は今年の4月に発表された偏頭痛の新薬である「エムカルディ」について、私のわかる範囲でご紹介させて頂きます。

そもそもこの偏頭痛で日本で悩まれている人はおよそ840万人いるといわれています。

そのうちの70%近くは痛みが起きても市販薬を飲んで、我慢しながら生活している人がほとんどです。

 

そんな中今回の偏頭痛の新薬はまず注射であること。そして初月は1ヶ月に2回、その後毎月1回ずつ打つ注射で偏頭痛を抑えることができるという内容です。

 

私の知りうる治験ですが、1ヶ月の半分以上で頭痛が起こるような方に今回の注射の予防薬「エムカルディ」を投与することで、半年間偏頭痛が出なかったのが約10%。半数が頭痛の起きる頻度が半分に減った。

という効果があったようです。

 

確かに従来の頭痛薬の効果ではこのような成果はあり得ないかもしれません。また今回治験してもらっている患者さんは頭痛薬でも効かない人が前提のようです。

 

またこの注射を打つにあたっても過去3ヶ月平均で1ヶ月に4日以上偏頭痛が起きていること。従来の薬の効果が不十分である。など条件もあります。

 

もちろんどんな頭痛薬もなかなか効かず、少しでも今の状況から脱したい。という方には有効的かもしれません。

 

これをみて感じたのは、偏頭痛の頻度を減らせればそれで良いのか?

やはり偏頭痛のない生活を求めているのではないか?と私は考えているので、まずは頻度を減らして散らしたい患者さんにとってはとても有効的かもしれません。

ただ偏頭痛自体から抜け出したい患者さんにとっては、不完全燃焼なのかなとこの「エムカルディ」の情報を見て感じました。

 

もし偏頭痛の頻度を減らすのではなく、根本的に偏頭痛を直したい方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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なぜか今日足の捻挫をしている

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔