遠くを見るのは目に良い?

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

来週からようやく関東も梅雨らしい天気になっていきます。

先日ブログにも書かせていただきましたが、そうなると気象病に非常になりやすい時期です。

耳を温めたり、事前に情報を得たりとしっかり対策を行い、気圧による頭痛を予防できるようにしましょう。

 

そんな梅雨は雨が多いため、これまで以上に自宅で過ごすことが増えてきます。

そうなると、パソコンやスマホにより、視覚を酷使してしまい眼精疲労の頭痛の原因になってしまいます。

 

そのケアをとして、目を温めて血行をよくするというのも1つの対策です。

ではみなさんも一度は聞いたことがあるかもしれませんが、

遠くの山を見ること、緑色を見ることで目の疲れが取れることがあるのは事実なのでしょうか?

 

実はこれは事実なのです。

スマホやパソコンなど近くのものを見る時間が長くなると、「毛様体筋」という筋肉が緊張し、水晶体が厚くなっています。遠くの山を見ると毛様体筋の緊張がとれ、水晶体の厚みが減り、目がリラックスした状態になります。

 

緑色については、赤系統の色に比べ精神的なリラックス効果が強いことが考えられ、自律神経系の過緊張を和らげることが期待できます。

したがって、近くばかりを水、適度に目を休めるために遠くの山の緑を見ることは、目の健康にとって非常に良いことなのです。

 

では実際に緑色を見ることで視力も上がることは実際にあるのか?

これも視力が回復したように感じられることは考えられます。

 

近くを長時間見ていると、目はその距離にピントを合わせようとして、ちょうど肩こりのようにピントがその距離に固まってしまうことがあります。

これを調節緊張と言います。そうした時に先ほど述べた、目の中にあるピント調節を担っている毛様体筋が緊張している状態です。近くにピントが合いやすくなっているため、遠くのものがやや見えにくく感じることがあります。

 

一方で遠くの山を見るとピントを遠くに合わせられます。

その時は毛様体筋が弛緩(シカン)した状態です、筋肉をリラックスさせることで、近くにピントが合う状態を解除できるため、遠くのものが見やすくなり、視力を回復したように感じられるわけですが、あくまでじ自然なリラックスした状態に戻っただけで、実際にはやはり視力は上がりません。

 

ではなぜ、遠くの山を見ることや、緑色を見ることが目に良いと言われるようになったのか?

近くのものを長く見ていると、眼精疲労・肩こり・首こり・そして頭痛を発症させることが多くあります。そのような時に、近くを見る作業をとめ、遠くをみたり、緑色のものを見たりするとリラックスできることを感じた経験のある人が多いからだと思います。

緑色は人の心を落ち着かせる精神作用があるので、自律神経や副交感神経が反応し、楽に感じるのだと思います。

 

というように緑色を見たり、遠くを見たりすることは事実として、眼精疲労には効果があるので実践してみてくださいね。

ただそれをしてもすでに慢性的な眼精疲労で頭痛も激しい方が多くおられます。

薬を飲んでも病院に行っても治らない。

 

そんな方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

→眼精疲労で悩む頭痛をお持ちの方はコチラ

 

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品川の頭痛治療家 片柳 亮輔