頭に熱がこもる理由!

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

ようやく関東地方も梅雨入りです。今年の梅雨はどれぐらいの期間かかるのかはわかりませんが、少なくともこの梅雨が明けた夏は例年以上の暑さが予想されています。

 

この湿気と気圧変化の大きな梅雨時期も嫌ですが、夏の暑さに負けない体に今のうちからしておくことも必要かもしれませんね。

 

こう蒸し暑い時期に、体調は悪くないのに顔が火照ったりこもったりしている方が、当院の頭痛で悩まれている方や、自律神経が乱れている患者さんに多くいます。

 

なぜ頭や顔がほてってしまうのか。を今回ご紹介させていただきます。

この状態を「血虚タイプ」と言う種類で、体内を滋養・慈潤する血と、体を潤わせて冷やす津液(シンエキ)と言うものが不足した状態です。

髪や肌が乾燥するといった血虚の状態に加え、唇のひびわれがよくあるものも特徴的です。

 

また潤わせて冷やす津液の不足により、体の熱感が強くなります。これは相対的なもので実際に熱が出ているわけではありません。

 

上記のようなタイプの原因の多くは生活習慣が夜型であるというケースです。

血と同じく津液も、夜に体が休んでいる時に作られます。単に睡眠ととるだけでなく、夜の時間帯に休むと言うのも大きなポイントです。

 

また疲れが溜まったり、ストレスなどで気の流れが滞ることで、体の中に余分な熱がこもります。これも津液を消耗させる原因となります。

 

その状態になって起こりやすいのが、まず火照りや熱っぽさ。そして肌や髪のトラブルほか、ドライアイ、口内炎などの症状です。便は硬めで便秘気味になり、生理不順や経血量が以上に少ない過少月経などもあり得ます。

布団の中で手のひらや足の裏が熱く感じたり、寝汗をよくかきます。不眠傾向で夢を見ることも多く、熟睡もできません。また気分が落ち着かなかったりします。

 

対策としては普通に運動をして汗をかくことで、体が「正しく水分を消費した」と認識するので、新たに津液を生み出すことにもつながるいい汗のかきかたです。

逆にサウナのような受動的な発汗は、体表面の急激な高温を「非常事態」と判断した体の反応によるもので、消耗された津液の補充に時間がかかってしまうので注意も必要です。

 

食事は卵や牛乳・チーズなどの乳製品や、牡蠣、ムール貝、ホタテなどの貝類。豚肉や黒胡麻などです。

一方で体内に余分な熱を作らないことも大切で、トウガラシやコショウなどの香辛料は控えましょう。

 

と言うように頭や顔が火照るのには理由があり、頭痛や自律神経が乱れている方には多いのです。

ただその対策ももちろんありますが、それでも火照りや頭痛、自律神経の乱れが落ち着かない場合は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

→これ以上頭痛や自律神経でツラい思いをされたくない方はコチラ。

 

鼻が詰まるときの顔の熱さが半端ない

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔