みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
東京の今日の天気も不安定で、雨が一時的に強く降る箇所があれば、日差しが降り注ぐ夏日のような時間もあったり、湿気の蒸し暑さを感じたりと本当に様々です。
ただこれだけ気温が上がったり、蒸し暑かったりすると待ち遠しいのがプールや海。今年はどれだけプール開きや海開きがあるかはわかりませんが、入って夏を満喫したいですね。
さて今日は最近患者さんの中に多い、産後から症状が発症した例についてご紹介させていただきます。
産後というのは何かと変化の多い時期で頭痛も非常に起こりやすい時期ですが、実は「めまい」も非常に多いことがわかっています。
では何が産後の何が理由で「めまい」は発症するのか?
色々な原因がありますが、まず一番疑うべきは自律神経の乱れ。
出産直前まで女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が右肩上がりに増えていきます。これらは妊娠を維持するために不可欠です。
ところが、出産するとこれらのホルモンの分泌量は急激に低下します。
急激に減少すると自律神経が乱れ、めまいを感じやすくなることがあります。
自律神経の乱れが原因の場合はたいてい、「体がふわふわと浮くように感じる」めまいが起こりやすいです。
次に原因として考えられるのが睡眠不足。
産後は体調が回復していないにもかかわらず、慣れない育児で忙しく、赤ちゃん中心の生活。
生活リズうが一定しなかったり、休養や睡眠が十分取れていないとめまいを起こしやすくなります。
続いて貧血。
貧血は赤血球に含まれている血色素・ヘモグロビンの濃度が低下した状態を言いますが、貧血がひどくなるとふわふわするように感じる「めまい」や「ふらつき」を起こすことがあります。
産後の貧血は授乳が原因と思うかもしれませんが、母乳で鉄分は減少しますが、元々貧血気味であった人や出産時に出血量が多い、出産に長い時間がかかった人です。
授乳中に生理が再開すると、元々貧血気味の人でも貧血がひどくなり、めまいを起こすようになることもあります。
成人女性の約14%に貧血の疑いがあるというデータも存在します。
最後は高血圧によるめまい。
産後6〜8週間の「サンジョクキ」は血圧があがりやすく、出産から1週間以内は血圧がピークに達するという報告もあります。
特に妊娠中に妊娠高血圧症候群と診断され重症化した人は、妊娠34週未満で妊娠高血圧症候群を発症した人は、産後も症状が改善しない場合もあります。
以上のように妊娠期、もしくは産後は頭痛をはじめ、めまいや耳鳴り、自律神経の乱れと非常にツラい時期でもあります。
せっかく生まれたお子さんを楽しく元気に育ててあげるためにも、もし何をしても治らず悩んでいる方は品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
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健康診断では基本低血圧の経過観察対象だった
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔