レムとノンレムって??

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

今年はオリンピックの関係で7月22日ぐらいに祝日が連日きたり、8月や10月の祝日がなくなったりとかなり不規則になります。

 

そのため既存のカレンダーで予定を組まれている方はくれぐれもご注意ください。

ネット上に掲載されているカレンダーが正式なものになります。

 

そのように昨年から生活や睡眠が不規則になり、頭痛をはじめ体調を崩されている方が多くいます。

その調子を取り戻すためにも睡眠による回復が重要です。

 

そんな睡眠の質も皆様も聞かれたことのある2つの種類があります。

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」です。

今日はその2つを詳しく紹介していきます。

 

まず「レム睡眠」。

これは「急速眼球運動睡眠」とも呼ばれます。

このレム睡眠中の心拍数、呼吸数は増加して不規則になり、呼吸は浅くなります。

名前の通り、急速な眼球運動を伴い、骨格筋の筋活動の低下が特徴的です。

 

レム睡眠は脳が目覚めかけていますが、身体が眠って運動機能がせいししている状態になります。

つまり一見眠っているように見えても、脳が覚醒している状態です。

 

夢を見るのも、レム睡眠の時が多いとされています。

またレム睡眠は、記憶や感情に深く関わっています。

 

レム睡眠時、体が眠っている状態なので、脳から体に指令を送る必要がありません。

そのため脳だけが機能し、記憶や感情などの情報を整理し、脳に定着させたり、いらない情報を消去したりと、効率よく行ってくれるのです。

 

続いてノンレム睡眠についてです。

ノンレム睡眠中は心拍数、呼吸数は安定し、深くゆったりとした呼吸になります。

 

ぐっすり眠っている状態であるため、多少の物音や軽く揺さぶられたりしても目覚めることはありません。なのでノンレム状態の人を無理やり起こしても、脳が休止している状態から活動を始めるまで、多少時間が必要とされ、寝ぼけている状態になってしまいます。

ノンレム睡眠は入眠直後にあらわれます。

 

ノンレム睡眠の中にもステージがあり、浅い→深いまで3~4段階に分けられます。

 

最も深い眠りを得られるのが最初の1~2ステージで、日本の平均睡眠時間、約7時間半のうちの前半3時間の間にノンレム睡眠に達すルことができれば、脳も身体も休めることができ、ぐっすり眠れた満足感を得られます。

ノンレム睡眠時に最も分泌されると言われる、成長ホルモンは、成長や疲労回復、皮膚や細胞の修復などを行ってくれます。

 

また意外かもしれませんが、寝返りをうつのも、レム睡眠の時ではなく、ノンレム睡眠時です。

 

最後に睡眠周期について。

これをウルトラディアンリズムと言います。このサイクルは1周期約90〜120分。

レムとノンレムで構成されており、その内訳はレム睡眠が約60〜80分。ノンレム睡眠が約10〜30分ほど続いて1つの睡眠周期となります。

 

この睡眠周期が4〜5回繰り返されます。

そして最終的に目覚めの良いのが、睡眠周期の終了時期にあたる、レム睡眠の後半と言われています。気持ちよく目覚めたい場合は、90分周期に合わせていくと満足感は得られやすいです。

 

とはいえ、生活リズムは崩れやすく実戦はなかなか難しいです。

なのでまずは毎日の睡眠時間をしっかりと確保し、規則正しい生活を心がけましょう。

 

それがまずは一番の頭痛や自律神経の乱れを調節する対策です。

 

ただいくら睡眠時間を調整しても頭痛や体調不良が落ち着かない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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10分昼寝をすると午後の活動力爆上がり

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔