みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
関東も梅雨が明けました!学生もまもなく夏休み。そして来週は祝日の4連休にオリンピック開幕。
夏本番になりました。
みなさんにとって2021年の夏が素敵な夏になることを心より願っております。
そんな夏本番突入でもなかなか頭痛が引かない。
病院の処方箋でも市販の薬も痛みが抑えられない。
これは何故なのでしょうか?
もちろん頭痛の原因は頚椎2番にあるので根本解決とはいかないです。ただそれでも今とりあえず痛みを抑えたい時に、頭痛薬は欠かすことが出来ません。
その理由について今日は少しお伝えしていきたいと思います。
まずその理由は、「痛み」というのは4種類の痛みから構成されており、「痛み止め」はそのうちの1種類にしか効果がありません。
それも「全体の痛み」のうち30〜40%のみの効果。
だからいくら痛み止めを飲んでも完全に痛みを抑えることが出来ないのです。
その痛みの4種類について。
1。大脳皮質知覚野から来る痛み
大脳皮質知覚野は「通常の痛み」を感じ、これはいわゆる痛み止めに効果があります。
痛み全体の30〜40%なので、そのほかの痛みには「痛み止め」の効果がなく、痛みを完全に取るためには、この痛み以外の痛みをいかに改善していくことが大事です。
2。大脳辺縁系からくる痛み
これはいわゆるストレス(イライラ・怒り・不安)などから来る痛みで、安心や不安解消されると痛みは軽くなっていきます。
つまり気持ちによって大きく左右される痛みです。
治るから大丈夫。と素直に思うことが痛み改善には大事であるという根拠ですね。
3。視床下部からくる痛み
自律神経の交感神経が緊張し血管が収縮し血流が悪くなったり痛みが強く感じるようになります。
特に痛みの改善を防げる「冷え」による内臓の温度が悪化し、損傷された組織の修復に時間がかかったりとさまざまな影響があります。
この痛みの軽減はいかに副交感神経を働かせるかということもあります。
4。大脳皮質運動野から来る痛み
これは筋肉の緊張によって起こります。この筋肉の緊張は組織が損傷した周辺の筋肉だけでなく、痛めた筋肉をフォローするために使われる筋肉が連動して緊張が見られてくるのです。
というように一口に痛みといってもさまざまな伝達経路があり、それだけ人間の体は複雑に出来ています。
もちろん痛み止めを飲んで、一時的に痛みを軽くすることは可能ですが、根本を直したい場合はしっかりとした治療を受けましょう。
もし長年の頭痛が全く良くならない場合は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
あなたの頭痛の原因と治し方がわかります。
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アナフィラキシーの時の痛みが人生で今No.1
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔