頭痛になる「廃用症候群」

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

先ほど日本がオリンピックの野球で劇的勝利に湧いていました!

 

オリンピックももう後半戦ですが、最後まで選手には頑張って欲しいです。

そんな選手に誹謗中傷する人の気がしれませんが。

 

さてそんなこんなで沸いているオリンピックなので、この暑い夏ではありますが、ぜひご自身の体も動かしてみてはいかがでしょうか。

体をあまりにも使わずエアコンの効いている部屋ばかりにいると、体全体に大きな衰えと悪影響を及ぼし、頭痛にも陥りやすく、特に高齢者に多い「廃用症候群」についてお伝えさせて頂きます。

 

そもそも「廃用性症候群」という言葉を聞かれたことはありますでしょうか。

人間は、長期間体を使わないでいると、心身の活動が低下してしまい、体にさまざまな影響が出ます。

 

この廃用症候群は、筋力や自律神経や精神面にも多く影響を与え、これらの障害を総じて、廃用症候群といいます。

 

この症状は、体を動かさないことによって起きる障害で、さらにその障害のために、いっそう体を動かさなくなってしまうという悪循環を生じてしまいます。

また高齢になる程、廃用症候群の発症は早く、さらに衰えた身体能力の回復も難しくなります。

 

廃用症候群が引き起こす影響は、身体的なものだけを紹介してみても、運動能力、体力の低下、心拍数の増加、血圧調節の障害、筋力の低下、呼吸機能の低下、循環血液量の減少、カルシウムの減少、そして頭痛と様々です。

 

まず筋力の衰えによる運動能力の低下、体力低下。

そして筋力だけではなく、血液量も減少してしまいます。ベッドで寝たきりのような状態を2週間続けていると、血漿量が8~12%、2〜4週間で15〜20%も減少してしまうと言われています。

その結果、血液の流れが悪くなり、頭痛や血栓にもなりかねません。

 

また頭痛に関連することでいうと、血圧を調節する機能にも障害が起きてきます、

寝たきりでいると、交感神経に障害がおき、血管の収縮機能が低下。そのため、寝ている状態から体をお起こし、立ち上がった時に、身体の下の方から頭へ、血液を十分に送ることができなくなります。

 

それによって起きる主な症状として、顔色が悪くなったり、発汗、めまい、頭痛。重症の場合は失神もありえます。

高齢者の場合、ほんの2~3日間寝ていただけでも症状が発生しやすいです。

 

 

以上のように若者も高齢者も1週間に何日間かは体を動かし、廃用症候群を防ぐようにしましょう。

それが頭痛はもちろん、身体の健康維持にとても必要なことになります。

 

それをやってもなかなか頭痛の状態が変わらない方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。

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なんだかんだで連日をオリンピックを視聴

品川の頭痛治療家 片柳 亮輔