腹痛と頭痛の共通

みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。

 

この時期恒例となってしまいましたが、線状降水帯による被害が各地で続出しております。

九州・中国地区から近畿、関東まで。

 

特に川沿いの地区では氾濫危険水位に達しているところも多いですので、くれぐれも注意するようにしてください。

 

こんなジトジトしている季節だと何故かお腹のトラブルって起こりやすいですよね。

暑い時期は冷たいものを食べたり、飲んだりするのでなおさら。

 

これは日本人の10人に1人は悩むと言われているトラブル。

原因が「頭痛」ととてもよく似ていることと、併発してしまう方も多いので今回の題材とさせていただきました。

 

朝のポリープや炎症など目に見える原因が見つからないお腹の不調には、脳が感じるストレスが関係している場合が多いです。

腸のぜん動運動を制御するののは自律神経。

自律神経のうち、交感神経が働くと腸の動きは抑えられ、副交感神経が優位になると活発になります。つまり交感神経が過剰に働くと便秘に、副交感神経が過剰に働けば下痢になります。

 

脳と腸は自律神経という神経を通じて情報交換するパートナー。そのため、脳がストレスを感じて自律神経の働きが乱れると、お腹の不調が引き起こされるのです。

ここが頭痛の引き金とかなり似通っているポイントです。

 

そこからさらに頭痛と同様なのが、ストレスによって腸内がボロボロになるところ。

ストレスを感じると、脳からは『CRH』というホルモンが放出されます。

このCRHは腸が到達すると「ヒスタミン」という物質が放出され、腸の粘膜が荒れてしまうのです。

通常はすぐに回復しますが、ストレスが強過ぎたり、長期に渡ったりすると腸の不調が常態化。その結果、腸の粘膜に穴が開いて、毒素やウイルスが血管に漏れ出すこともあります。

これらは、免疫力の低下や、アレルギーなど、全身の不調に繋がります。

 

このように腸内環境が悪化した状態を放置すると腸の健康が損なわれるだけでなく、ガンや動脈硬化、認知症の病気のリスクも上がります。

 

以上のように痛みの出方は違うものの、頭痛と同じ経路をたどってお腹のトラブルになることをしっかりと理解しておきましょう。

 

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品川の頭痛治療家 片柳 亮輔