みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
なんだかんだで始まった日本のプロスポーツの特に中心である野球とサッカー。
そろそろ佳境でクライマックスに入ってきました。
コロナ禍の中で体調コントロールするのは容易ではありません。
10月になれば、全国で緊急事態が解除されるので、どこかで1つは見にいきたいですね。
そんな中で、これからの時期は台風シーズン到来。
そんな台風の気圧によって気象病という症状が発症しやすくなります。
頭痛をはじめ、偏頭痛や神経痛、狭心症、うつ病などさまざまです。
このメカニズムの詳細は未だ解明されておりません。
ただ天気が悪くなり低気圧が近づいている時、気圧は低い方向に向かいます。そもそも人間は地球上の大気の中で暮らしています。
その結果空気の重さがかかります。
軽いとはいつものの、宇宙までの距離すなわち大気圏の厚さは300〜600キロもあります。
その重さは積もり積もって降りかかり、大気圧となって地上の人間に約15トンもの圧力が体にかかっております。
それでも人間が押しつぶされないのは、体の内側から同じ圧力で空気を押し返しています。
そしてこの外側の気圧による圧力は天候の変化に伴って変化するため、体もその変化に順応して調節する必要があります。
これを具体的に気圧の低下と症状の関係についてですが、気圧が下がると、体にかかる圧力が低下し、血管にかかる圧力も低下します。
そうすると血液中の水分が細胞内に移行して浮腫のような状態となって腫れぼったくなり、そこに痛みの物質であるヒスタミンやブラジキニン、炎症物質であるプロスタグランジンなどが産生され神経痛が発生します。
また気圧が下がると気管支にかかる圧力が低下して気管支を押し広げようとする力が低下し気管支の内腔が狭くなり喘息の悪化をきたすことも考えられます。
そして頭痛に関しては、急激な気圧の変化によって脳の血管が広がり、周囲の三叉神経を刺激して炎症物質を起こして偏頭痛を誘発させることや副鼻腔にかかる圧力が低下することで頭痛は発生しやすいです。
また気温や湿度の上下により、一定に保つためにエネルギーを産生する必要が生じ、そのため交感神経が優位となります。これにより血圧や脈拍は変動して上昇することが多く、体の平衡感覚を司っている内示の血流が低下してめまいをきたすこともあります。
このほか気候の変化により自律神経系が乱れて集中力不足や気分の落ち込みから神経症、うつ病、自律神経失調症、更年期障害などが悪化することもあります。
この気象病に対応するためにできるセルフケアは、まず血液循環をよくすることです。適度な運動やストレッチなど、体を動かすこと。
それからやはり生活習慣として食事や睡眠などを規則正しく取り、自律神経の乱れを少なくすることが有用です。
あとは浮腫みにくくするため、塩分やす水分を適量にすることや、体をあまりきつく締め付けるような衣服の着用は避けた方が良いです。
以上のように気圧に変化による気象病の起因と対策でした。
ただそれでもなかなか治らない重症の気象病の患者さんも多くいます。
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学生時代は湿気で髪の癖っ毛が目立った
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔