みなさんこんにちは。品川の頭痛治療家片柳 亮輔です。
10月に入り、台風がきたと思えば真夏日の連続。
気温差も天候差もあるとどうしても体のリズムが崩れやすくなりますよね。
今週は朝と夜の気温差も10℃近くあるということですので、服装や食事でしっかりとバランスを整え、頭痛や体調不良を起こさないように生活をしましょう。
さて気象も頭痛になりやすいのですが、最近当院では学生の患者さんも多く、その中でも匂いによって頭痛が発症している患者さんがいます。
今日はそのメカニズムについてお伝えさせていただきます。
これはまず嗅覚が関わってきます。視覚や聴覚など五感の中で嗅覚は最も本能的な感覚で、危険を察知する重要な役割を担っています。
また、匂いは嗅覚路と呼ばれる伝達路を経て、脳の記憶を司る海馬、感情に関わる扁桃体がある大脳辺縁系に運ばれ、視床・視床下部に到達します。
そのため、「匂いの刺激は記憶や情動と結びついて、さまざまな反応を起こすのです。」
例えば、ある香りを「嫌い」と感じる場合は、自分にとって危険なものだと認識している状態になります。
逆に「好き」だと感じる人は、その香りに適応して慣れ親しむため、危険なものと感じないのです。
化学物質過敏症の人が匂いを感じるときには、
思考や感情など脳の高次機能を担う前頭葉の血流量が変動することがわかっています。
また、匂いの刺激が視床・視床下部に変調をもたらすと、自律神経の働きが乱れて心身の不調を引き起こすことがあります。
栄養状態を整え、有害物質を体外へ排出するのに必要なビタミンやミネラルを取るべきです。
特に、中枢神経を安定させ免疫に働くビタミンD、抗酸化作用のあるビタミンCとともに亜鉛も取ると良いです。
もちろんいつの間にか自身が加害者になってしまうこともあるので、しっかりと認識し、不快感や体調不良を感じる人への配慮にも意識を配ることが大切です。
ただすでに化学物質過敏症で連日頭痛や自律神経の乱れがツラい方は、品川の頭痛専門やなぎ整体院までお越しください。
→化学物質過敏症の治療はコチラ。
一時期は電車の中の香水の匂いがテキメンにアウトだった
品川の頭痛治療家 片柳 亮輔